目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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20.02.1420.02.17
苦労してます   昔 ― ぱみゅぱみゅ
           今 ― ブティジェッジ   ― 新人アナ  (長野・招き猫)

「どんなときも。」   やっちゃだめ!   ― 覚醒剤   (ひろ介)

20.02.14
アカデミー賞   自力です   ― パラサイト   (埼玉・ふじ)
 
20.02.12
激戦歓迎   第三のビールなら   ― 家計簿   (ゴカ坊)


20.02.07
こんにちは赤ちゃん   歌い続けてほしかった   ― 少子化日本
             梓みちよさんへ              (千葉・たくみん)


      身を寄せて生きた歳月星祭   香取市  諏訪 弘道

俳句は世界最短の詩だが、長い年月も、ときには宇宙の時間さえも詠うことが出来ることに誇りを持っている。この句は夫婦の歳月を詠って愛が籠(こも)る。皆さんの句を読んでいて、ときどきハッとする句に出会って、さまざまに教えられ、励まされている。この素朴で美しい句もそうした句の一つであった。    【 矢島 渚男 選 】


 
     天高し地球が浮かんでゐる日和   盛岡市  茂野 昭美 

 秋のいい天気に恵まれた平穏な日。いま、自分が生きてここにこうしている地球が天体の一惑星として宙に浮かんでいることが不思議に思われてくる。地球が浮かんでいるということは、自分も同じように浮かんでいるということ。その浮遊感と秋の澄みきった秋天、申し分のない秋日和のひとときの気持ちの軽さから生まれた好句です。                                 【 宇多 喜代子 選 】



        白鯉や撒き餌に悠然と遅れ   東京都  望月 清彦

餌に群がる鯉の後ろから、悠然と近づいてくる大きな白鯉。「遅れ」るのは、他より劣っているからと見なされる世の中だが、それこそが大物の証とこの句は言っている。「悠然と遅れ」が、中七から下五へかけて句跨(また)がりになっているために、独特の抑揚が生まれた。その伸びやかさが、鯉のゆったりとした動きさながらである。                                 【 正木 ゆう子 選 】
 
 

 
       秋うらら社食にハラールのメニュー   我孫子市  土井 探花

ハラールはイスラム教徒が口にできる食事。食に配慮することで、この会社は世界に開かれた場になっている。「秋うらら」の季語を得て、作者がそれを肯定しているのもわかる。「うらら」と「ハラール」とが音として響き合っているのも楽しい。評価すると模倣作が生まれてくるものだが、一切なかった。徹底的に新しいのだ。
                                    【 小澤  實 選 】 

                                   



古釘に令和二年の初暦   登別市  大家 つとむ

令和も暦も新しいのだが、それを掛ける釘(くぎ)のみが古い。長く暦を掛けてきた定位置とそれを見てきた時間がうかがえる。          【 宇多 喜代子 選 】


    受け止めることができずに逃げてしまうドッジボールと同じ生き方
                              狭山市  えんどう けいこ

問題に正面からぶつかっていくか、身をかわして逃げるか。対照的な生き方をとらえたドッジボールの比喩が、4ユニークだ。逃げることを選びながらも、やや自分を苦く思う気持ちが伝わってくる。                     【 俵  万智 選 】


      しぐれ降る教皇爆心地の祈り   長崎市  谷川 博美

世界平和を何よりも願う個性的なローマ法王が年末に来日した。真っ先に訪問したのは広島・長崎の原爆投下の地であった。その行為によって人類の危機を訴えた。                                   【 矢島 渚男 選 】


      争いのなき日を願ふレノンの忌   町田市  関口 通夫

アフガニスタンで銃撃された中村哲さんの棺(ひつぎ)が帰国したのは12月8日。 その日は、 やはり平和を願ったジョン・レノンの命日であり、 太平洋戦争開戦の日でもあった。                             【 正木 ゆう子 選 】


    見上げれば豆粒ほどのジェット機が捕まりそうな女郎蜘蛛の巣 
                            山形市  柏屋 敏秋

遠近法のマジックで描かれただまし絵のような面白さ。ジェット機が羽を持つ小さな虫のようだ。 手前に大きく張られた女郎蜘蛛(じょろうぐも)の巣は禍々(まがまが)しく、迫力がある。                           【 俵  万智 選 】


    靖国の花いちはやく見ていまさむ花と散りたる若き英霊
                         高松市  広瀬 恵美

現在でも、靖国神社の庭の桜の開花が、東京の春の予兆のように報じられる。以前からこの場所は、多くの宗教団体が集まって布教活動をする所だった。昔のにぎわいは無くなったが、今もこの庭に立つと、私は身も心も引きしまるような思いがする。                                   【 岡野 弘彦 選 】



    年の差が71の友達よ隣のゆいちゃん3才おはよう
                         四街道市  須崎 輝男                           
私74歳、隣のゆいちゃん3歳。年の差71歳でも親友なのだ。おはよう、おはよう今日もいい天気だね。まことに楽しく、うるわしい関係である。孫子の歌はたくさんあるが、隣の子供の歌はごくめずらしい。こういう友人がいることはどれだけ人生をゆたかなものにすることか。万人、羨(うらや)む。            【 小池  光 選 】 
 


    「春だからまぶしいんだよ」雪かきの小二の少年弟に言ふ
                         狭山市  家坂 宏子

気温や風向きなどによって雪は明るさや重さが変わる。いつも雪かきの手伝いをする少年はそのことを知っている。体験に基づいた言葉には確かな説得力があり、弟へ語りかけているところに臨場感があふれている。春先の雪も少年も弟も、みんなまぶしい。読者の心まで明るくなる一首である。         【 栗木 京子 選 】   



    瞬きに似た感覚で降り出した雨の視線を浴びて帰ろう
                         高島市  宮園 佳代美

ぽつぽつとくる雨の降り始めをとらえた「瞬き」が印象深い。それを受けての「視線」も、比喩の連なりが滑らかで、雨に優しく見守られている気分が伝わってくる。視線を「浴びる」が動詞本来の意味を取り戻すのも面白く繊細だ。宮園さんは、相聞の秀歌も多い一年だった。                       【 俵  万智 選 】
 



20.01.31
厚底靴禁止見送り   反発が強かったので・・・   ― 世界陸連   (銀蔵)

20.01.30
志願者低迷   メスが入った   ― 東京医大   (奈菜子)

20.01.28
関空3000万人超え  1人忘れてる?  ― ゴーン被告  (鶯パンダ)

20.01.27
「新型コロナ」  えっ、復活してませんよ  ― トヨタ自動車  (ケンケン)

20.01.26
受給ひっ迫   マスク余ってますか   ― 中国
         香港どの            (群馬・寄り道)

20.01.25
送料無料   楽天にすればよかった   ― ゴーン被告   (千葉・福パン)
 
20.01.06
ネズミ年  全国各地に出現するよ  ― バンクシー  (神奈川・白雪姫)
 
20.01.05
今年の願い事   冷夏   ― 東京五輪関係者   (東京・ヤマチャン)
 
20.01.01
年末年始休むか稼ぐか  今稼がなくていつ稼ぐ  ― こども  (ナナハン)


      足跡は60貫と熊猟師   津市  中山 道春

足跡を見ただけで、熊であることも、その体重まで当ててしまうとは。熟練の猟師のすばらしさよ。1貫とは、3.75キロになるというので、かなりの大物である。
                                     【 小澤  實 選 】


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