目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   角巻に母の旧姓知りにけり   横浜市  我妻 幸男

角巻は雪国の頭巾。それが押し入れの奥などから出てきた。そこに母親の旧姓が縫いつけられていて、北の雪国での厳しかったであろう少女時代に思いを馳せた。
                                    【 矢島 渚男 選 】 


   今年はと思ふ二日に寝込むなり   相模原市  大谷 千恵子

張り切ったとたん、お正月にダウン。 体は休める時を知っているのだ。 休めばまた、元気は出るもの。 「今年はと思ふ」が「二日」に掛かってゆく文脈が巧みである。
                                    【 正木 ゆう子 選 】
 


   咲きしぶる蕾ありけり冬薔薇   白井市  毘舎利 愛子

冬薔薇(ふゆそうび)は、すべての蕾(つぼみ)が大きく開くとは限らない。小さかったり、ついに開かなかったり。寒風の中で震える薔薇。だからこその風情。
                                    【 正木 ゆう子 選 】
 


   父の忌に訪ひし生家の雪下ろし   札幌市  藤林 正則  

生家を訪れると、屋根にすごい雪である。さっそく雪を下している。父の忌日で訪れなかったら、つぶれてしまったかもしれない。             【 小澤  實 選 】


  クリスマスケーキを誰が九つに切ったのだろう遠き昔に
                           つくば市  岩瀬 悦子

 9人家族だった頃の記憶であろう。 奇数に切り分けるのはむずかしく、しかも9等分では1つずつがかなり小さい。 だが賑やかだった日々の楽しさが伝わってくる。
                                     【 栗木 京子 選 】
 


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