目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   筑波山に遇ふ後朝の蟾蜍   八王子市  徳永 松雄

春、蟾蜍(ひきがえる)は自分の生まれた池や沼に集まって子孫を残す。その蛙合戦を終えて山に帰ってゆく後朝(きぬぎぬ)のガマに出会った。ガマの膏(あぶら)売で知られる筑波山の道でのこと。                 【 矢島 渚男 選 】


   語部の背負ふ戦争昭和の日    福島市  二宮  宏

戦後70年、戦争の悲惨な体験を語り続けた語り部。 もう二度とこんなのとを繰り返してはならないと戦争を背負ってきた人。           【 矢島 渚男 選 】


   小綬鶏に呼ばれて君は行ったきり   千葉市  椿  良松

小綬鶏(こじゅけい)はチョットコイチョットコイと鳴く。君はその声に呼ばれて行ったのか。逝った人は、本当に、見事に、決して帰らない。      【 正木 ゆう子 選 】


  老いわれのけふ一日も過ぎたりとつぶやきて壁の日めくりを剝ぐ
                             長野県  羽毛田 栄

私も長く日めくりの暦を使うことを忘れていたが、 最近、 何となくあの一日一日の感触がなつかしく思われるようになった。              【 岡野 弘彦 選 】


   花散るや婆が三人しやべる喋る   羽曳野市  北山 史人

三人の婆がしゃべりつづけている。 繰返しが効いている。 桜が散りつづける様子と婆たちの話しつづける様子とが、呼応しあっている。        【 小澤  實 選 】


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