目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   わくわくす高が目高の卵見て   町田市  枝沢 聖文

部屋の水槽で目高を飼っている。ある日、藻の中に卵を見つけて、わくわくしている自分。もっと大きな事に感動したいのに、などと思うのだが、小さな目高の営みだって宇宙の不思議に通じているのだ。                【 矢島 渚男 選 】


   出迎へし犬全身の梅雨湿り   町田市  風間 良富

密生した毛の一本一本が湿り気を帯びて、撫(な)でてやった手が濡れるほど。 存在感・質感は俳句の要。作者がそれを五感で確かに感じているからこそ、読者にも伝わる。                               【 正木 ゆう子 選 】


   手の届くところにはなし蓮の花   東京都  望月 清彦

遠くで眺めるのもいいが、近くでも見てみたい。 しかし蓮の花というものは、何故かいつも手の届かない処(ところ)にしか咲かないのだ。 確かに。 【 正木 ゆう子 選 】


    父の日や珈琲ミルの挽き応へ   仙台市  松岡 三男

父の日の贈り物の珈琲(コーヒー)ミル。 豆を挽(ひ)きながら、手に伝わる感触を楽しむ。すべてを「挽き応へ」に代弁させている。        【 正木 ゆう子 選 】


   爪切つて指軽くなる薄暑かな  多摩市  福田 澄子

薄暑は真夏になる前の暑さで、暑くてたまらないという暑さではない。そんな時季に爪を切った時の気分の軽さをうまく言い当てている。     【 宇多 喜代子 選 】


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