目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   山独活を喰ひし女の香りかな   寒河江市  大谷 正行

山ウドを食った女に、その強い香りが移っていた、という野性的な句である。山で採ったウドをその場で食べてきたのだ。              【 矢島 渚男 選 】


   葉桜も滝でありたる滝桜   千葉市  中村 重雄

福島県の三春滝桜は樹齢千年とか。様々に詠まれてきたが、葉桜の句はそう多くはない。花のときだけでなく、滝を成す葉はまた別の迫力。紅葉も滝になるのだろう。                                   【 正木 ゆう子 選 】


   モヤシの根とることもなく調理する子等が独立して行きしあと
                          あきる野市  中西 ゆり

子どものためにならできたことが、自分(と夫?)のためとなると、急におっくうになる。象徴としての、モヤシの根の説得力。               【 俵  万智 選 】
 


   滝となるまへのひと時かも知れぬ   上尾市  中野 博夫

滝となる前の句は多いが、この句はニュアンスが違う。滝となる寸前まで、そうと気づかずに流れる水を人に喩(たと)えているようだ。          【 正木 ゆう子 選 】


   豆飯やけふも笑ってゐる遺影   松山市  三木 須磨夫

故人が豆飯好きであったことがわかる。 「けふも」 ということは 「昨日も」 ということ。 遺影の笑みが作者の日々を穏やかにしているようだ。    【 宇多 喜代子 選 】


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