目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   あたたかやをさなきものを思ふとき   西村 和子 ( にしむら かずこ )

仲のいい夫婦ならいつまでも一緒にいたいと思う。 しかし現実はそれを許さない。 作者は夫に先立たれ、子どもが結婚して孫が生まれた。「をさなきもの」とはその人である。小さな柔らかな命を思うだけで春の温もりに包まれる気がする。  
                      【 '15.03.03 四季 ・ 長谷川 櫂 選 】


   「昨年末、小菅暢子は亡くなりました。」一行のみの寒中見舞
                            横浜市  古山 智子

小菅さんのご友人とのこと。事実だけの描写から、深い喪失感が伝わってくる。
ご冥福をお祈りしつつ、選者として追悼の一首を捧げます。

  「選評を何度書きしかワープロに『のぶこ』と打てば『暢子』と変わる」
                                     俵  万智


   それぞれの病室にある春の月   茅ヶ崎市  清水 呑舟

病室がいくつかある病院であろう。その部屋の窓から月が見える。重篤の人の窓にも、快癒近い人の窓にも同じように春月が光を運ぶ。    【 宇多 喜代子 選 】


   次もまた宙に飛ばせり寒稽古   北秋田市  坂  一草

寒稽古はさまざまな武道において行われるが、この場合は柔道だろう。そう読めるようにできているのがいい。大きな投げが次々に決まって、見ているだけでも痛快。 
                                    【 小澤  實 選 】


   出払ひしあとの朝餉や春隣   国分寺市  越前 春生  

朝早く家族が出かけてしまい、寂しいような、でもそれが新鮮でもある朝ごはん。 春隣という季語は、どんな句につけても、幸せ感が漂う。   【 正木 ゆう子 選 】


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