目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   兜虫闇のかなたの蜜を知る   宇都宮市  津布久 勇

子供の居られる家庭だと夏休みには虫籠に入れられたカブトムシをよく見ることだろう。 彼らは絶えず動きまわっている。 きっと遠くの闇から匂ってくる蜜の香りを知っているのだ、という。                          【 矢島 渚男 選 】


  蝉の声耳の中まで中までも   千葉市  小林  昭

朝からはげしく鳴く蝉。夏の風物詩だといわれても、耳奥にまで入って鳴きつづけるのはうるさい。もしかしたら、それに例えた生理的な耳鳴りか。【 宇多 喜代子 選 】


   里神楽天鈿女命の喉仏   今治市  藤原 守幸

アメノウズメを演じているのは男性。 神事舞踊を陽気に踊る女神に喉仏を見たという里神楽ならではの滑稽な景である。            【 宇多 喜代子 選 】


   角の中丸く泳げる金魚かな   八王子市  間渕 昭次

水槽の金魚。たしかにそうだと納得する。金魚の生態を、角と丸という字でとらえたおもしろさだ。いろんな見方から句は生まれる。        【 宇多 喜代子 選 】


  スーパーで妻にはぐれて考へる妻の着てゐた服は何色
                         仙台市  岩間 啓二

夫婦買い物あるある、と言いたくなるユーモアあふれる一首。そばにいる時の関心の薄さと、はぐれた時の存在感の大きさ。 二度繰り返される「妻」が後者をよく示している。                                 【 俵  万智 選 】


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