目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   修司忌や古書肆に父の本を捨つ   東京都  吉竹  純

古書店に父の本を処分したのは、寺山修司の忌日5月4日であったというのだ。「捨つ」に、作者の父への屈折した思いがのぞく。 それは、修司俳句の父とも響きあう。             肆 : シ、 つらね みせ       【 小澤  實 選 】 


   花の下はちきれそうな稲荷ずし   仙台市  勝  美彰

こんなお花見もいいなぁと思う。 すし飯のたっぷり入った ただ大きいというだけのこの日の「稲荷ずし」が、特別なご馳走になる。          【 宇多 喜代子 選 】


   一合の筍飯と自由かな   横浜市  大島 早苗

おそらく一人暮らしだろう。 それでも、時季には旬のものを揃(そろ)えて楽しむ。  加えてなにものにも替えがたい「自由」がある。 余人にはわからぬ佳(よ)き日々、よき日常である。                         【 宇多 喜代子 選 】


   雪をまじへ千筋のしだれ桜かな   町田市  枝沢 聖文

今年は気象異変で桜が満開の時期に雪が降った所もあった。 これは大きな枝垂れ桜。「千(ち)筋」がいい。枝の花に雪がついて美しい眺め。 【 矢島 渚男 選 】


   一輪の花摘みバイカル湖を発ちぬ   吉森 美信 

作者はシベリアに抑留された人。永かった苦難の後に帰国の日がようやくやってきたのだ。異国に別れる日、バイカル湖畔に咲く一輪の花を摘んだ。記憶の底にいまも咲く。                                 【 矢島 渚男 選 】


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