目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   石置けば石を登りて蟻の列   茨木市  瀬戸 順治

蟻(あり)の列の中に石を置くと、石を登って進んでいく。蟻の確かな意思が書きとめられた。下五の「蟻の列」が来て句意が定まるのも快感。   【 小澤  實 選 】


  虚弱なりしわれに来向かふ八十(やそ)の春父母の知らざる歳月を生く
                              下関市   森  利治

胸の内で、声にしてつぶやいてみると、一層しみじみとした思いが伝わってくる。両親の深い愛護を受けて、すこやかに長寿を得た作者の、感謝の思いはつつましく深い。                                 【 岡野 弘彦 選 】


   春野行くバス一人降り一人乗り   小松市  山形 一彰

のどかな光景である。 車窓に爛漫(らんまん)の春を満喫しつつ、 乗客の少ない路線バスに揺られている。 満員ともラッシュとも無縁のバスである。
                                   【 宇多 喜代子 選 】


   闘牛の横綱2トン磨かれて   久慈市  和城 弘志

これから闘牛が始まるのか、巨大な牛が磨かれている。 「2トン」 という具体的な重さが、牛の大きさをものがたっている。 それが二頭もぶつかりあうとは、すごい。
                                     【 小澤  實 選 】


   奮発の新茶ですよと供へけり   川口市  広田 絹子 

亡き夫のために仏壇に新茶を淹(い)れて供えた。「奮発の新茶ですよ」という自然な口ぶりは、まるで夫が生きているかのよう。           【 小澤  實 選 】


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