目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   一病を得て巡り会う桜かな   横浜市  高野  茂

一病息災という。一病を得れば普段はなおざりにしていた健康に気をつけるようになるということだろう。やがては死ぬ身と自覚したとき、桜の花は切実な美しさを見せる。                                  【 矢島 渚男 選 】


   花散つて大樹の力解く日かな   神奈川県  石原 美枝子

大きな桜の古木。 その花時が過ぎ、花のない幹と枝が人に見られることもなく 亭々と空に延びている。 大勢に見られていた緊張から放たれた様子が 「力を解く日」 であろう。                           【 宇多 喜代子 選 】


   暖かや埴輪の口のほうと言ふ   秋田市  中村 栄一

たしかに埴輪の口は 「ほう」 という口の形をしている。 長い時間を経て出てきて、 ホウこれがこの世かとあんぐりと口を開けている。        【 宇多 喜代子 選 】


   白魚に五臓六腑のありにけり   北本市  萩原 行博

白魚は小さな魚なのに、その身には五臓六腑を備えている。そして、それぞれすべてが身に透けて見えているというわけだ。不思議は、微細なものにも満ちている。 
                                    【 小澤  實 選 】


   樹の形真似る少年春きざす   前橋市  渋沢  智 

「樹の形真似る少年」 は人間であるのが、嫌なのかもしれない。春きざす頃、この少年にちょっと共感。                        【 小澤  實 選 】


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