備忘録

目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。

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20.04.24
初任給　　　マスク購入　　　― 新入社員　　　（東京・奈菜子）

20.04.19
８時だよ！　　　全員解散　　　― 居酒屋　　　（ナナハン）

20.04.10
白いダイヤ　　　マスクのことです　　　― 生産者　　　（海助）

20.04.07
閑古鳥　　　数え切れない　　　― 日本野鳥の会　　　（茨城・洒落頭）

20.04.02
減便の羽田　　　濃厚接触です　　　― 旅客機　　　（奈菜子）

20.04.01
開催日　　　１９月２３日　　　― 東京２０２０　　　（東京・ゴカ坊）　　

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【４月のUSO放送】月間賞は茨城県、無職三宅一治（７３)さんの
「新三種の神器」に決まりました。賞金１万円と記念楯を贈ります。
　　　　　　（ ’２０．０５．０１朝刊）

　　三種の神器　　マスク・消毒薬・体温計　　― 令和　　（茨城・瞬間的）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　

　　2020.04.01 [23:16] (Wed) USO（読売新聞） Comment(0)

膝までも春泥貴方（あんた）なにしてた　

膝までも春泥貴方（あんた）なにしてた　　　つくば市　　潮田　　清

「あんた」が使われた句を始めて見た。膝まで泥をつけて現れた友に、何をしたらそんな汚れ方をするのかと、皆が笑いながら尋ねている。後半を関西風に読むと面白い。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【正木　ゆう子選】

　　2020.03.30 [23:33] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

柱にも出来不出来ある秩父かな

柱にも出来不出来ある秩父かな　　　秩父市　　内田　定男

秩父は山国。寒中には氷柱（つらら）が垂れる。内田さんはその氷柱の「出来不出来」を見定めている。ずんぐりより、すらりがいいのだろうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【宇多　喜代子選】

　　2020.03.23 [23:26] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

「泣く」という字をごらんぼくらは泣いたあとしずく拭えば立ち上がれるさ

「泣く」という字をごらんぼくらは泣いたあとしずく拭えば立ち上がれるさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上尾市　　関根　裕治

「泣」の字のさんずいのしずくを取れば「立」が残る。漢字の成り立ちを用いた歌は多いが、この発見は素晴らしい。歌謡曲風の詠み口も、内容とぴったりだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【俵　　万智選】　

　　2020.03.23 [23:10] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

完璧に家事をこなしていた祖母の遺品となったカップの茶渋

完璧に家事をこなしていた祖母の遺品となったカップの茶渋
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大阪府　　木村　由里亜

家事の達人だった祖母は食器もきれいに磨いていたが愛用のカップには茶渋が残っていた。渋の味わいを楽しんでいたのかもしてない。祖母への思いが伝わる歌。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【栗木　京子選】

　　2020.03.23 [22:18] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

静寂に耐へてゐるなり大試験　

静寂に耐へてゐるなり大試験　　　上尾市　　中野　博夫

試験監督の時ではなかろうか。受ける方はむろんだが、静寂にじっと耐えている監督係も大変なこと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【矢島　渚男選】

　　2020.03.17 [23:52] (Tue) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

ため息でふくらませてるシャボン玉いくら飛んでもそれはため息

ため息でふくらませてるシャボン玉いくら飛んでもそれはため息
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　守口市　　小杉なんぎん

高々と楽しそうに飛ぶシャボン玉と、ため息のギャップが面白い。ため息で始まり、ため息で終わる工夫が効いている。　　　　　　　　　　　　　　　　【俵　　万智選】　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ため息でシャボン玉ができる？＞　

　　2020.03.17 [23:33] (Tue) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

遠洋を語らず若布干す男

遠洋を語らず若布干す男　　　神奈川県　　中島やさか

若いときに鮪（まぐろ）を追う漁師か、遠洋航海の船員だったか。過去は何も語らず黙々と若布（わかめ）を干している。一句で男の一生を表現した。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【矢島　渚男選】

　　2020.03.09 [23:02] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

春立つや旧のこよみの美しき　　　

春立つや旧のこよみの美しき　　　東大阪市　　木田　博幸

暦には２４節気や７２候それぞれに該当時節を表すいい名称が付されている。ことに旧暦には先人たちのおもいを込めた美しいことばが多い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【宇多　喜代子選】

　　2020.03.02 [23:49] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

ゆつくりとゆつくりと雪降りやまず

ゆつくりとゆつくりと雪降りやまず　　　高松市　　島田　章平

四国では珍しい雪に見とれている作者の姿が「ゆっくり」の反復で表現されている。降りやまないことを願っているようでさえある。　　　　　　　　　　【矢島　渚男選】

　　2020.03.02 [23:39] (Mon) 読売俳壇・歌壇 Comment(0)

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