目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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    我の名を忘れし祖父の脳内で今も登板してゐる金田
                         狭山市  えんどう けいこ
今月亡くなった往年の名投手、金田正一。祖父は、ニュース等で名前を耳にしたのだろう。 「我」の複雑な心境はありつつも、 現在形で生き生きとした下の句からは、祖父の幸福な一面が窺(うかが)える。            【 俵  万智 選 】


    待ちをれど路線バス来ずふるさとのこの片隅に忘れられしか
                         久喜市  深沢 ふさ江

路線バスは、まず定刻には来ない。必ず遅れる。遅れに遅れてどうしたのだろう、と不安を覚えるころ、やっと来る。作者はひとりぽっちでバス停に待っていたのだろう。 
                                     【 小池  光 選 】


      椎落葉木犀落葉よりやさし   鎌倉市  金井 千恵子

これに倣(なら)えば、どの木でも句になりそうだが、銀杏(いちょう)や柿や桜では句にならないだろう。だんだん椎(しい)と木犀(もくせい)以外は考えられないような気がしてくる不思議な取り合わせだ。               【 正木 ゆう子 選 】


    そうでない遺骨もやはり遺骨なり遺骨はどれもシベリアを知る
                            羽曳野市  加納 綾太郎

シベリア抑留者の遺骨。 日本人ではない遺骨との取り違え問題が公表された。だがどこの国の人であれ、無念の死を迎えた事実に変わりはない。深い哀悼の伝わる一句。                               【 栗木 京子 選 】


      手も足も農の仕種や盆踊   東京都  出口  良人 

古くから伝わる盆歌だろう。農村の芸能に残る農事一切を所作でやや滑稽に示す伝統が、ここでは盆歌に残り、踊りの振りに残る。豊作の予祝であり、感謝の踊りだ。                                 【 宇多 喜代子 選 】


    四十年前の幸福が顔を出すダム湖の底の小学校跡
                              日南市  宮田 隆雄

淡々と歌っているようだが、作者の胸によみがえってくる思いは、実は余人には計りがたい。悲喜こもごもの深い思いのはず。             【 岡野 弘彦 選 】


19.10.24
初冠雪   晴れの日は正装です   ― 富士山   (宮崎・ヘボ助)

19.10.23

会談   「東京」でやってます   ― 安倍首相
    小池都知事どの             (群馬・庄ちゃん)

19.10.21
日曜夜8時  「ジャッカル」された  ― いだてん  (茨城・つくばのおじさん)


 19.10.18
ジャッカル   羨ましい   ― ハイエナ   (一砂)
 
19.10.17
法相辞任   柱が折れた   ― 青瓦台   (神奈川・なごみ)

4連勝で日本シリーズ   爪を隠さず   ― ホークス   (奈菜子)

19.10.11
ノーベル化学賞   笑顔を充電中   ― 吉野彰   (岩手・にゃんこ)

19.10.09
EEZ内にミサイル落下   危ないな   ― 北の違法漁船   (ゴカ坊)

19.10.07
標的   日米韓の隙   ― 新型SLBM   (東京・下町人)

19.10.02
レシート確認   値より消費税率   ― 消費者   (北海道・貧乏人)



うつし世をすこしはなれて風の盆   八幡市  会田 重太郎

この中七を使った投稿が今回も何枚か届いた。 少し離れて、という位置を示す表現が、世を隔てた次元の違いとして使われている。 祭りの中でも、幽玄な風の盆ならではの句。                           【 宇多 喜代子 選 】
                                   【 正木 ゆう子 選 】
    <読売読者さんに間違いを指摘されましたので、訂正させていただきます


    最後までハートの札を捨てないでいた者が勝つ世の中であれ
                              上尾市  関根  裕治

人としての優しさや思いやりを持ち続けた人が、成功したり、認められたりする世の中であってほしい。トランプゲームに喩(たと)えて軽妙に読んでいるが、そうではない世の中だからこその願いでもあるのだろう。             【 俵  万智 選 】


      七歳の記憶炎天から焼夷弾   水戸市  中崎 正紀

ぎこちない調べだが記憶そのまま。先月、仲代達也氏の戦慄的な思い出を聞いた。空襲の時家族にはぐれた少女の手を引き一緒に探していると焼夷(しょうい)弾に直撃され、少女は手首だけになっていた、と。       【 矢島 渚男 選 】


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