目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
黒髪といへば熊本大学(くまだい)春休み 宮崎市 熊瀬川 貴品
熊本はわが故郷ゆえひと言。恋句とも紛(まが)う上五、実は熊本大学の住所である。地名ごと記憶される大学も珍しいだろう。出身校なのかも。
【 正木 ゆう子 選 】
熊本はわが故郷ゆえひと言。恋句とも紛(まが)う上五、実は熊本大学の住所である。地名ごと記憶される大学も珍しいだろう。出身校なのかも。
【 正木 ゆう子 選 】
背負われて火中を逃げし幼子に背負いし媼(おうな)の臨終の報
霧島市 久野 茂樹
この「幼子」は作者自身か。恩人の訃報に接して、その人の命がけの行動が自分に繋がったことを想う。そして、お互いに長く生きてきた<戦後>を振り返るのだ。
【 黒瀬 珂瀾 選 】
霧島市 久野 茂樹
この「幼子」は作者自身か。恩人の訃報に接して、その人の命がけの行動が自分に繋がったことを想う。そして、お互いに長く生きてきた<戦後>を振り返るのだ。
【 黒瀬 珂瀾 選 】
昨日よりふつくらとして花筏 八王子市 斎賀 勇
落花しきりの日々。水面に散り落ちた花びらを見ている。昨日今日のいささかの変化をとらえた句。花筏(いかだ)ということばが美しい。 【 宇多 喜代子 選 】
落花しきりの日々。水面に散り落ちた花びらを見ている。昨日今日のいささかの変化をとらえた句。花筏(いかだ)ということばが美しい。 【 宇多 喜代子 選 】
薬飲む水の匂ひや春の朝 枚方市 秋岡 実
四季それぞれの水の匂い。無関心であれば気づかぬような匂い。春の水だという匂い。筆舌に尽く。 【 宇多 喜代子 選 】
四季それぞれの水の匂い。無関心であれば気づかぬような匂い。春の水だという匂い。筆舌に尽く。 【 宇多 喜代子 選 】
花びらとなり自由なりさくら散る 東京都 稲垣 みち子
束縛を解き放たれた花びらが楽しそう。落花にも、こんな自由な見方や扱いも出来るのだと気付く。 【 矢島 渚男 選 】
束縛を解き放たれた花びらが楽しそう。落花にも、こんな自由な見方や扱いも出来るのだと気付く。 【 矢島 渚男 選 】
人消えて音消えて花降りやまず 大津市 山本 智
今年も桜が咲いた。多くの人が集まり、喋ったり唄ったりするのが例年なのだが、今年は人も音もない。そんな中、落花がつづく。 【 宇多 喜代子 選 】
今年も桜が咲いた。多くの人が集まり、喋ったり唄ったりするのが例年なのだが、今年は人も音もない。そんな中、落花がつづく。 【 宇多 喜代子 選 】
花吹雪どの木もみんな傾いて 芦屋市 清水 洋子
桜守の佐野藤右衛門さんによると、染井吉野には幹がない。すべて挿し木や接(つ)ぎ木ゆえ、幹に見えるのは枝だという。だから傾くのか。 【 正木 ゆう子 選 】
桜守の佐野藤右衛門さんによると、染井吉野には幹がない。すべて挿し木や接(つ)ぎ木ゆえ、幹に見えるのは枝だという。だから傾くのか。 【 正木 ゆう子 選 】
失念のひとつに蝌蚪(かと)の足生える 相模原市 芝岡 友衛
失念した時点ではオタマジャクシ程度の事だったのに、時を経たら足が生えて大問題に。これは私の解釈。人それぞれに解釈を楽しめる。 【 正木 ゆう子 選 】
失念した時点ではオタマジャクシ程度の事だったのに、時を経たら足が生えて大問題に。これは私の解釈。人それぞれに解釈を楽しめる。 【 正木 ゆう子 選 】
20.05.31
在宅勤務 会社の支店にされた ― 我が家 (茨城・小太郎)
20.05.25
首相「責任は私に」 再放送の文字が出た ― 国民 (石川・あすなろ)
20.05.24
4月訪日客2900人 絶滅危惧種 ― 観光立国 (赤シャツ)
20.05.22
マージャン 進退を賭けてしまった ― 検事長 (鳥羽・せいちゃん)
カップ麺最高益 スピード感です ― 日清食品 (面単貧)
20.05.21
WKO脱退示唆 そこまで離れなくれも ―社会的距離
米大統領どの (京都・臆病者)
‐
20.05.20
すべて閉鎖へ 「山密」を懸念した ― 富士登山道 (富山・白雪姫)
20.05.16
「密集」 閑古鳥でいっぱい ― 観光地 (プラチナ)
20.05.12
乗客95%減 ひかりが見えない ― 新幹線 (愚乱婆)
.
20.05.09
20日ぶり公の場 「ステイホーム」です ― 金正恩氏 (ひろ介)
20.05.03
禁句 お出かけ日和 ― 気象予報士 (青森・ほには~)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【5月のUSO放送】 月間賞は愛知県、薬剤師 鮫島 健太(35)さん の
「毎日祈る」 に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
( ’20.06.02朝刊 )
毎日祈る 平穏無事 ― 国民 (愛知・ふわちゃん)
在宅勤務 会社の支店にされた ― 我が家 (茨城・小太郎)
20.05.25
首相「責任は私に」 再放送の文字が出た ― 国民 (石川・あすなろ)
20.05.24
4月訪日客2900人 絶滅危惧種 ― 観光立国 (赤シャツ)
20.05.22
マージャン 進退を賭けてしまった ― 検事長 (鳥羽・せいちゃん)
カップ麺最高益 スピード感です ― 日清食品 (面単貧)
20.05.21
WKO脱退示唆 そこまで離れなくれも ―社会的距離
米大統領どの (京都・臆病者)
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20.05.20
すべて閉鎖へ 「山密」を懸念した ― 富士登山道 (富山・白雪姫)
20.05.16
「密集」 閑古鳥でいっぱい ― 観光地 (プラチナ)
20.05.12
乗客95%減 ひかりが見えない ― 新幹線 (愚乱婆)
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20.05.09
20日ぶり公の場 「ステイホーム」です ― 金正恩氏 (ひろ介)
20.05.03
禁句 お出かけ日和 ― 気象予報士 (青森・ほには~)
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【5月のUSO放送】 月間賞は愛知県、薬剤師 鮫島 健太(35)さん の
「毎日祈る」 に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
( ’20.06.02朝刊 )
毎日祈る 平穏無事 ― 国民 (愛知・ふわちゃん)
北窓を開け朝夕に赤城山 太田市 塚本 和夫
「北窓閉づ」は冬の季語。これが「北窓開く」で春の季語となる。馴染みの赤城山にも春が来た。季節が一句に自然に取り込まれている。 【 宇多 喜代子 選 】
「北窓閉づ」は冬の季語。これが「北窓開く」で春の季語となる。馴染みの赤城山にも春が来た。季節が一句に自然に取り込まれている。 【 宇多 喜代子 選 】