目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
「君、あんなに美人の秘書をどうしてクビにしたんだい?」
「昨日は私の誕生日。なのに、家族もうちの社員も、
朝から祝いの言葉のひとつかけてくれない。
いやな気分でいたら、秘書が『お誕生日、おめでとうございます。
良かったらランチをご一緒しませんか?』と声をかけてくれたんだ」
「そりゃ嬉しかっただろう?」
「ああ、しかも 『このまま会社に戻らないで、私の家でお祝いの
続きをしましょう』 だってさ!」
「おお!」
「彼女の家に行くと、酒が出てきた。そして耳元で囁くんだ。
『用意してくるので待っていてください』 と」
「いよいよだな!」
「彼女はキッチンから大きなケーキを持ってきた。
だが、その後ろから私の家族と部下が『ハッピーバースデー』を
歌いながら入ってきたんだ」
「良かったじゃないか!」
「バカを言うな! こっちは真っ裸で立ってたんだぞ!」
【 ’11.06.16 週刊新潮 】
「昨日は私の誕生日。なのに、家族もうちの社員も、
朝から祝いの言葉のひとつかけてくれない。
いやな気分でいたら、秘書が『お誕生日、おめでとうございます。
良かったらランチをご一緒しませんか?』と声をかけてくれたんだ」
「そりゃ嬉しかっただろう?」
「ああ、しかも 『このまま会社に戻らないで、私の家でお祝いの
続きをしましょう』 だってさ!」
「おお!」
「彼女の家に行くと、酒が出てきた。そして耳元で囁くんだ。
『用意してくるので待っていてください』 と」
「いよいよだな!」
「彼女はキッチンから大きなケーキを持ってきた。
だが、その後ろから私の家族と部下が『ハッピーバースデー』を
歌いながら入ってきたんだ」
「良かったじゃないか!」
「バカを言うな! こっちは真っ裸で立ってたんだぞ!」
【 ’11.06.16 週刊新潮 】
ある大富豪が昼間、妻の浮気を疑って家に電話をかけた。メイドが出た。
「私だ、家内を出してくれ」
「奥様は寝室にいらっしゃいます」
「熱でも出たのか?」
「いいえ、男性のお客様がいらっしゃって・・・・・・」
「いいか、書斎の机の引き出しにピストルがある。
それで2人を撃ち殺したら、お前に豪邸を建ててやる」
「承知しました」
男は電話をつないだまま待った。
銃声が2発聞こえて、メイドが電話口に戻ってきた。
「だんな様の言うとおりにしました。これからどうしましょう?」
「死体を庭のプールの横に埋めろ」
「あの、旦那様。 庭にプールはありませんが・・・・・・」
「すみません、間違い電話でした」
【 ’11.06.16 週刊新潮 】
「私だ、家内を出してくれ」
「奥様は寝室にいらっしゃいます」
「熱でも出たのか?」
「いいえ、男性のお客様がいらっしゃって・・・・・・」
「いいか、書斎の机の引き出しにピストルがある。
それで2人を撃ち殺したら、お前に豪邸を建ててやる」
「承知しました」
男は電話をつないだまま待った。
銃声が2発聞こえて、メイドが電話口に戻ってきた。
「だんな様の言うとおりにしました。これからどうしましょう?」
「死体を庭のプールの横に埋めろ」
「あの、旦那様。 庭にプールはありませんが・・・・・・」
「すみません、間違い電話でした」
【 ’11.06.16 週刊新潮 】
美術館の片隅に、大理石の大きな塊が無造作に置かれてあった。
見学者がその前で足を止めた。
「これも彫刻なのかしら?」
「ほら、作者と題名が書いてある」
「とても 『努力』 には見えないわ」
そこにちょうど通りかかったガイドが、見学者の疑問に答えた。
「この彫刻家はここまで自分で担いで運んできたのです。
しかも、これが遺作となりました」
【 ’11.06.09 週刊新潮 】
見学者がその前で足を止めた。
「これも彫刻なのかしら?」
「ほら、作者と題名が書いてある」
「とても 『努力』 には見えないわ」
そこにちょうど通りかかったガイドが、見学者の疑問に答えた。
「この彫刻家はここまで自分で担いで運んできたのです。
しかも、これが遺作となりました」
【 ’11.06.09 週刊新潮 】
手厚い看護で知られるその精神病院には、
各地から絶えず見学者が訪れた。
院長が案内しながら、説明した。
「当病院が誇りとしますのは、患者の人権を尊重していることです。
入院病棟は全室個室になっております」
ところが次々に病室を見ていくと、ベッドが2つ置いてある部屋があった。
「院長、どうしてベッドが2つあるんですか?」
「あ、ここには自分の分身が見える患者が入ります」
【 ’11.06.02 週刊新潮 】
田舎者の夫婦が大都会に出てきた。
ホテルで妻が荷をといている間、夫は近くを散策していたが、
どうしたはずみか売春婦たちがたむろする街区に入ってしまった。
さっそく女が声をかけた。
「旦那さん、遊んでいきなよ。200㌦にまけとくよ」
「残念だな、オレは今10㌦しか持ってないんだ」
娼婦は悪態をついた。
「顔を洗って出直しといで!」
ホテルに戻った夫は妻を連れて食事に向かった。
腕を組んで歩いていると、
またしても売春婦のいるあたりに入ってしまった。
さっきの娼婦がそれを見て、仲間に言った。
「ごらん、あんなババアになって10㌦で客を採ってるなんて、
おしまいだね」
【 ’11.06.02 週刊新潮 】
ホテルで妻が荷をといている間、夫は近くを散策していたが、
どうしたはずみか売春婦たちがたむろする街区に入ってしまった。
さっそく女が声をかけた。
「旦那さん、遊んでいきなよ。200㌦にまけとくよ」
「残念だな、オレは今10㌦しか持ってないんだ」
娼婦は悪態をついた。
「顔を洗って出直しといで!」
ホテルに戻った夫は妻を連れて食事に向かった。
腕を組んで歩いていると、
またしても売春婦のいるあたりに入ってしまった。
さっきの娼婦がそれを見て、仲間に言った。
「ごらん、あんなババアになって10㌦で客を採ってるなんて、
おしまいだね」
【 ’11.06.02 週刊新潮 】
ある会社が昇給に関する指針を発表した。
各自の給与水準は服装に準ずるものとする。
1つ、あまり華美な服装の者は、
経済的に困窮していないと見えるので、昇給の必要なし。
1つ、あまりにみっともない服装に者は、
管理能力なしとみなし、昇給の必要なし。
1つ、そのいずれでもない者は、
何事も順調とみなし、やはり昇給の必要なし。
【 ’11.06.02 週刊新潮 】
各自の給与水準は服装に準ずるものとする。
1つ、あまり華美な服装の者は、
経済的に困窮していないと見えるので、昇給の必要なし。
1つ、あまりにみっともない服装に者は、
管理能力なしとみなし、昇給の必要なし。
1つ、そのいずれでもない者は、
何事も順調とみなし、やはり昇給の必要なし。
【 ’11.06.02 週刊新潮 】
裁判長が証人に聞いた。
「あなたは何を目撃しましたか?」
証人が答えた。
「はい。私はペンキ屋ですから、
梯子に乗ってあの家の壁を塗っていました。
すると2階の窓の中が見えたんです」
「何が見えましたか?」
「はい。突然、男が押し入ってきて女性を倒し、
服を脱がし、下着を破くと、のしかかって・・・・・・」
「それから?」
「あとは分かりません。怪我をしてしまったので」
「どうしたんです?」
「梯子が壊れたんです。 なにしろ5人が乗って見ていたもので」
【 ’11.05.05 & 12 週刊新潮 】
「あなたは何を目撃しましたか?」
証人が答えた。
「はい。私はペンキ屋ですから、
梯子に乗ってあの家の壁を塗っていました。
すると2階の窓の中が見えたんです」
「何が見えましたか?」
「はい。突然、男が押し入ってきて女性を倒し、
服を脱がし、下着を破くと、のしかかって・・・・・・」
「それから?」
「あとは分かりません。怪我をしてしまったので」
「どうしたんです?」
「梯子が壊れたんです。 なにしろ5人が乗って見ていたもので」
【 ’11.05.05 & 12 週刊新潮 】
夫が風邪を引いて会社を早退してきた。
が、そのとき妻はベッドで愛人と情事の真っ最中だった。
慌てた妻はどうにか愛人をクローゼットに押し込み、
裸のままベッドにもぐりこんだ。
夫が部屋に入ってきた。
「ただいま。熱っぽいんだ」
「あら、お帰りなさい。灯りはつけないで。
私も頭が痛くて寝ているの」
いきなり夫はむらむらしてきた。
「そんなのセックスをすれば治るさ」
夫は服を脱ぐと、ベッドに入ろうとした。
「待って! その前に薬局でアスピリンを買ってきて」
もちろん妻は、その際に愛人を逃がすつもりだった。
夫は服を着て、薬屋へ行った。
「アスピリンをくれ」
すると店主が言った。
「これはマルタンさん。 おや、転職なさったんですか?」
「いや。 どうしてだ?」
「宅配便の制服を着ていらっしゃるので」
【 ’11.05.05 & 12 週刊新潮 】
が、そのとき妻はベッドで愛人と情事の真っ最中だった。
慌てた妻はどうにか愛人をクローゼットに押し込み、
裸のままベッドにもぐりこんだ。
夫が部屋に入ってきた。
「ただいま。熱っぽいんだ」
「あら、お帰りなさい。灯りはつけないで。
私も頭が痛くて寝ているの」
いきなり夫はむらむらしてきた。
「そんなのセックスをすれば治るさ」
夫は服を脱ぐと、ベッドに入ろうとした。
「待って! その前に薬局でアスピリンを買ってきて」
もちろん妻は、その際に愛人を逃がすつもりだった。
夫は服を着て、薬屋へ行った。
「アスピリンをくれ」
すると店主が言った。
「これはマルタンさん。 おや、転職なさったんですか?」
「いや。 どうしてだ?」
「宅配便の制服を着ていらっしゃるので」
【 ’11.05.05 & 12 週刊新潮 】
大金持ちが大邸宅を建てたというので、友人が遊びに行った。
田舎も田舎、周囲に店もなければ、遊ぶところもない。
暮らすにはさぞかし不便だろうと、友人が聞いた。
「どうして、こんなところに家を建てたんだい。
便利な都心の一等地に、いくらでもいい家が買えるだろうに」
大金持ちが答えた。
「愚問だな。だから貧乏人は困る。
召使いが何のためにいると思うんだ?」
【 ’11.04.21 週刊新潮 】
田舎も田舎、周囲に店もなければ、遊ぶところもない。
暮らすにはさぞかし不便だろうと、友人が聞いた。
「どうして、こんなところに家を建てたんだい。
便利な都心の一等地に、いくらでもいい家が買えるだろうに」
大金持ちが答えた。
「愚問だな。だから貧乏人は困る。
召使いが何のためにいると思うんだ?」
【 ’11.04.21 週刊新潮 】
打ちひしがれた男が靴屋に入ってきた。
「革靴を・・・・・・サイズは24㌢」
店員が言われたサイズの靴を持って来て、男の足に合わせてみた。
「お客様に合うサイズは、25㌢くらいかと思いますが」
男はおもむろに話し始めた。
「分かっています。それでも24㌢の靴が欲しいのです。
妻に逃げられ、娘はグレて家に戻らず、
私自身は重い病気を宣告されました」
「おかわいそうに」
「ですから夕方、家に帰って靴を脱ぐ時、せめて幸せを感じたい・・・・・・」
【 ’11.03.24 週刊新潮 】
「革靴を・・・・・・サイズは24㌢」
店員が言われたサイズの靴を持って来て、男の足に合わせてみた。
「お客様に合うサイズは、25㌢くらいかと思いますが」
男はおもむろに話し始めた。
「分かっています。それでも24㌢の靴が欲しいのです。
妻に逃げられ、娘はグレて家に戻らず、
私自身は重い病気を宣告されました」
「おかわいそうに」
「ですから夕方、家に帰って靴を脱ぐ時、せめて幸せを感じたい・・・・・・」
【 ’11.03.24 週刊新潮 】