目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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09.10.29
 城島阪神入り    タカくくってた    ― ソフトバンク    (笑人)

09.10.28
所信表明52分    話半分に!    ― 自民党      (イサオ)

09.10.17
「コボちゃん」ママ妊娠  これでボクは6歳のなれるのかな・・・?  
                    ― コボちゃん   (埼玉・クポネヴー) 
  
09.10.16
コボちゃんママ妊娠   早速効果が   ― こども手当て   (ゴカ坊)

09.10.15
「新格言」  
   ヤブをつついてハブを出す   ― 前原国交相   (埼玉・まりも)

ビール業界のシェア争い 
        首の差で決まるでしょう   ― キリン    (プラチナ)

09.10.01
座右の銘   「五輪夢中」   ― 石原都知事   (神奈川・夢追人)


   アウシュビッツへ行く貨車の音か夜は長し   宮脇 白夜 (はくや)

 果てしなくつづく線路の音。ヨーロッパ中から悲しみと絶望を運んでゆく鉄の重い轟(とどろ)き。 貨車に詰めこまれた人々は、その音がいつまでも止まないように祈ったかもしれない。秋の夜更け、作者は時のかなたの貨車の響きに耳を傾けている。                  【 四季 ・ 長谷川 櫂 】


   爆睡といふ幸もあり吾亦紅   門真市  皆木多恵子 

熟睡の上を行く爆睡という言葉もだいぶ耳慣れてきた。吾亦紅(われもこう)の吾亦が「われもまた」とも読めるのも、ちょっとした面白さ。
                              【 正木 ゆう子 選 】


今週の特選句
  父の手帳 母には見せず 焼きました 
                    ( 福岡県 和田 次郎  67歳 )
     なんだか、切なく、ホロ苦く、暖かいですね。
       お父上、泉下で頭をかいておられるかな・・・え、まさか
       御存命!? えっとあの、特選!


ほかに、 
 特選句手帳にメモして未投函    ( 大阪府 山岡 一雄 59歳 )
     「また没だ」「我が句で没の山だ」的な句を、多かれ少なかれ
      毎回頂くんですが、・・・・・・僕に対する愚痴ですからね、正直、
      載せられません。でもこの句は、ね。ちょいとやられました。
  
 アドレス欄消された二本線の濃さ  ( 愛知県 伊藤 弘子  64歳 )
   
 でも、塗りつぶしはしなかったんですね。
  
 思い出の古い手帳に生きる紙魚  ( 三重県 大久保隆紀 69歳 ) 
     いろんな歴史を食べてきた紙魚(しみ)なんですね。

 生徒手帳ないと15でとおらない   ( 北海道 佐藤 真優 15歳 )
     大丈夫だよー。オジさんも45歳には見られないからねー!

「亡き父の手帳の隅にありがとう」 無口だったお父様の遺品を整理していたら、愛用の手帳の隅に「有難う」と書かれていて、御家族で泣かれたそうです。時々、句でそんなエピソードをうかがいます。なかなか御紹介できないんですが・・・・・・お父様の、さりげなくも万感の思い、掲載をさせて頂きました。 遠い将来、僕もそんな風に伝えられたらいいな。 【 柳家 喬太郎 】



   蜩の本当に泣く声もあらむ   水戸市  中崎 正紀

同じ蝉(せみ)でも、油蝉 ・熊蝉 ・法師蝉と声は様々。 澄んだ声の蜩(ひぐらし)は春蝉とやや似ているが、もっと鋭く哀切である。 あんな声で切々と泣くことができたら、悲しみも癒えるかも。       【 正木 ゆう子 選 】


 大津市の天台宗総本山・比叡山延暦寺一山(いっさん)の大乗院住職、光永圓道(えんどう)師(34)が18日早朝、比叡山中など約4万キロを7年かけて踏破する天台宗の荒行「千日回峰」を満行した。

 記録の残る1585年(天正13年)以来50人目で、戦後では13人目。

 光永師はこの日、未明から比叡山中を約30キロ歩く巡拝を開始。午前8時15分頃、回峰行の拠点・明王堂に戻ると、出迎えた約60人の信者の頭や腰などに数珠を当てて祈る「お加持」をした。

 荒行を終えた光永師は「北嶺大行満大阿闍梨(ほくれいだいぎょうまんだいあじゃり)」と称されるが、「まだ、修行は続くので、頑張りたい」と話した。

(2009年9月18日 読売新聞)


 近隣や社会で孤立しがちな男性介護者をつなごうと結成された「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」(事務局・京都市)が体験記を募り、寄せられた33都道府県、152人分の大半を冊子にまとめた。介護と仕事の両立の難しさ、妻や親らへのいとおしさが、率直な言葉でつづられている。

 冊子に登場する一人、京都市の梅田四郎さん(77)は、認知症で要介護度5の妻、つる代さん(82)を在宅介護している。

 お互い還暦を過ぎていた1993年に初婚同士で結ばれた。その後、つる代さんにもの忘れの症状が出た。2001年に認知症と診断され、自分で着替えや、トイレの使用が出来なくなった。
 梅田さんは買い物や炊事、洗濯を一人でこなす。つる代さんを大切にしたい、という思いは強く、<自分にどんなに迷惑をかけても1日でも長生きしてほしい>。しかし、不安は消えない。<私の体力の続く限り、最後まで在宅で介護したいと思っています。とはいえ最近の私の体力低下などを考えると、いつまでできるか自信はありません>。
                        (2009年9月17日 読売新聞)


今週の特選句
 食卓の平和を壊す母の勘   ( 茨城県 伊藤 靖則  48歳 )
     母さん特選、だから気を鎮・・・・・・わッ母さん!?

ほかに、 
 
勘のいい人だ私の目を見ない  ( 岡山県 工藤千代子 60歳 ) 
     いや勘じゃないのよ怖いのよ。
  
 勘良過ぎ知らんでいいこと知って、酒
                                            ( 神奈川県 飯倉 美穂  44歳 )
     ホラ、だから言ったじゃないの。

 勘当へ物陰で金渡す母       ( 石川県 岡本くにお 81歳 ) 
     顔よく見て! 勘当詐欺じゃないの!?

 二次会に出るなと胸がひきとめる  ( 秋田県 青柳 秋雄 84歳 )
     エッ、何が起こるの!? 出ちゃえ二次会!

 割り勘の端数は俺がおごるから  ( 神奈川県 吉野 健司 54歳 )
     よッ太っ腹! お大尽! もう来んな!

あー、惜しい! 残念!
何が惜しいかって、いや今回も、皆様から沢山の句を御応募頂いたわけですがね。カンニン、カンニン袋なんて句が結構あった訳ですよ。ただ勘忍袋って書いてきちゃったのね、皆さん。でもこれペケなのよ残念ながら。
そう、”勘”忍袋じゃなくて”堪”忍袋なのよ。カンベンは勘弁なんだけどさ、カンニンは堪忍なのね。ホント、文字通り勘違いでさ。でもこれ、間違えるよねー。んー、迷ったんだけど、やっぱお題は”勘”だから、没にさせて頂きました。せっかく投句して下さったのに堪忍、勘弁して下さいね。      
                              【 柳家 喬太郎 】


   かまぼこは青鮫の肉敗戦日   東京都  望月 清彦

アオザメは体長4メートルにも達する大鮫でかまぼこなどの原料になる。敗戦前後のこと、鮫の腹からゲートルを巻いた兵士の足が出てきたという恐ろしい話を聞いたことがあった。この句の唐突な付け合わせから、それを思い出した。作者もきっと同じ話を聞いているのだ。       【 矢島 渚男 選 】


   ゲラ刷(ずり)に汗少々は許されよ   東京都  宮川 広幸

暑い中、必死に校正を行った。校正ゲラに赤ペンで入れた訂正とともに、額から落ちた汗の跡が付いてしまった。 これもまた、努力の証。 印刷工もほほえんで許すだろう。                    【 小澤  實 選 】


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