目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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  秋だからぼんやりするから見えるものうどんのネギがハートのかたち
                             守口市  小杉 なんぎん

何かを見つけようと意気込むのではなく、ぼんやりしているからこそ見えてくるものがある。何でもない発見の一例として、説得力のある下の句だ。  【 俵  万智 選 】


   啄木鳥へよき音返す古木かな   所沢市  岡部  泉

あの何ともいえない明るい音。啄木鳥(きつつき)がつつく音を、木が返す音という発想が新撰。しかも古木という。音にも年季が入っているのだ。 【 正木 ゆう子 選 】


   ひたすらに月の出を待つ団子かな   土浦市  白田 ノブ子

名月の晩、 ススキを生(い)け、 だんごを杯に盛り付けて供え、 お月さまを待つ。 月が出てから、みんなで食べるので、子どもたちは早く出てくれないかと待っている。懐かしい句で、現代のわれわれはなんと沢山のよき風習を失っしまったのかと思う。
                                    【 矢島 渚男 選 】


   牛の骨雪より白し雪の中   永瀬 十悟 ( ながせ とおご )

昔、牧場がいくつもあった。そこも福島原発事故で放射能に汚染された。被曝牛は殺さねばならない。 殺せずに牧場の外に放して立ち去る人もいた。 置き去りにされた牛たちは やがて餓死した。真っ白な骨となって。 句集『三日月湖』から。
                      【 '18.11.04 四季 ・ 長谷川 櫂 選 】 

                     「雪より白し」は、イメージするのが難しい?


18.11.26
五輪マラソン早朝へ   朝飯前です   ― ランナー   (面単貧)     ◎
 
18.11.24
組織票   選挙では普通でしょ   ― ゆるキャラ   (千葉・テラバカス) ◎

18.11.18

ボヤキ   なるんじゃなかった   ― 大臣
                    ― 横綱   (静岡・青兵衛)       ◎

18.11.10
一人横綱 相手は責任の重さです  ― 稀勢の里  (千葉・のんきトンボ)

18.11.09
流行語ノミネート   正々堂々闘います   ― 奈良判定   (佐賀・あんべ)

追加合格発表   遅咲き桜満開   ― 東京医大   (赤シャツ)

18.11.07
「280㌔暴走」投稿   動く証拠です   ― 大阪府警   (ナナハン)

18.11.04
アルコール   飛ばなかった   ― JAL副操縦士   (茨城・玉川猫)

18.11.03
桁違い   1票の重み   ― 与那国町議会   (東京・ボウフラ)

18.11.02
最終回   99回目のプロポーズ   ― 与那国町議会選   (下町人)

18.11.01
渋谷のハロウィン   バカモノに仮装した   ― ワカモノ   (ヒーロー)   ◎

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【11月のUSO放送】 月間賞は石川県、公務員 杉林 賢明 さん(49) の
「 『皇太子が命令』断定 」 に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
                                                      ( ’18.12.05朝刊 )
 
 「皇太子が命令」断定  ホシは王子さま  ― CIA  (石川・遊牧民)   



   掲げられ笑う赤子や泣き相撲   宇都宮市  大門 とよ子

泣き相撲の二人の赤ちゃん、早く泣いた方が勝ち。「高い高い」と勘違いしたのか一人が笑ってしまった、というユーモラスな作品。         【 矢島 渚男 選 】


   新宿の駅に広がる赤い羽根   東京都  藤ヶ谷 国柱

1947年以来、駅前や街頭などで共同募金を行う。この時期、胸に赤い羽根をつけた人が駅の構内に広がってゆく。              【 宇多 喜代子 選 】


   コスモスや花より草の匂ひして   門真市  田中 たかし

確かに香りを愛(め)でる花ではない。しかし貶(けな)しているわけではなく、群れ咲く健やかさにはぴったりの、平明で愛の感じられる句である。  【 正木 ゆう子 選 】


    お母さん僕は喜寿まで生きましたあと少しだけ守ってください
                               奈良県  札谷  篤  

喜寿だから77歳。 そういう年齢になって 「お母さん」 「僕」 というのが意表をつく。いくつになっても人は母の子。                    【 小池  光 選 】


   曼殊沙華行けぬわたしをもう待つな   橋本市  若崎 喬子

毎年見に行っていた彼岸花。もう行けなくなってしまった。どうか、私を待たないで下さい。                                 【 矢島 渚男 選 】  

                              もう少し、解説が欲しい・・・。 


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