目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   柏葉のとりごろ分校跡地かな   宮城県  藤井 儀和

柏餅を買って食べるだけの私のは眩(まぶ)しい句。 分校というだけでなく、跡地であることが、風景をより具体的に想像させる。  【 正木 ゆう子 選 】


  「久留里町信販購利組合倉庫」右より書かれ今も現役
                      市原市  井原 茂明

右より・・・で、古いものだということがわかる。そのまま写して、看板らしさが出た。                            【 俵  万智 選 】


 飼育係「このアザラシは人間で言うと80歳(はちじゅう)」「あら私と同じ」 
                           鎌倉市  正田 敬子

動物園の飼育係との機知に富んだ会話。同世代と知ってアザラシとの距離がぐっと詰まる。お互いがんばりましょう。          【 小池  光 選 】



今週の特選句
   天然をうたうでもなくつくしんぼ  ( 滋賀県 山本  望 32歳 )  
     ただそこに生えてる、それだけ。 特選。

ほかに、
  もう天パー気にしなくてもいいアタマ ( 千葉県 石藤 浩一 50歳 )
     それはそれで気にした方がいいかも。

  養殖の値に又負ける妻で良い ( 神奈川県 大崎 師寿生 70歳 )
     母さん、今夜のおかずは何だい?

  天然と信じシリコン揉んでいた  ( 神奈川県 鵠沼・けん 50歳 )
     揉めるだけいいじゃねえか。


  天然で売るアイドルの笑わぬ目  ( 福岡県 高久 芳樹 51歳 )
     何考えてんだかわかんねぇんだ、意外と。


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  ■
募集お題 「 のれん 」
  ■「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
  ■住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
    お題を明記してください。
  ■締め切りは5月15日(消印有効)です。
    なお応募作品は返却いたしません。
    また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
    特選句には賞金を差し上げます。
  ■ご記入いただきました個人情報は、
    本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
  ■宛先 〒102-8008
    千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係


   母老いてほうれん草の茹でかげん   東京都  飯田 房子

菜を茹(ゆ)でることはかなり老いても出来る家事の一つ。作者もそれだけは母に任せて見守っているのかもしれない。野菜に触れ、火や水を使っているとき、女性は幸せである。                 【 正木 ゆう子 選 】


   春の風鈍才われに師のあまた   登別市  大家 つとむ 

自分を鈍才と言い切る勇気に励まされる。鈍才のお陰でいい先生に沢山 出会うことが出来て幸せだ。 季語の「春の風」がそうした感謝の気持ちを表して暖かな句である。                  【 矢島 渚男 選 】



   揚雲雀もぐらは穴を掘りにけり   一宮市  渡辺 邦晴

春、雲雀(ひばり)は天を目指し、もぐらは地の底の穴を掘り続ける。
お互いは知るべくもないが、それぞれの場所で必死に生きているのだ。
                               【 小澤  實 選 】



   大学生になりたる孫に思い出す我れこの歳に農支えしを
                         所沢市  鈴木 照興

春は進学や就職の季節。大学に入学した孫を祝いつつ、遠き日の自身の姿を思い出す。結句「農支えしを」が味わい深い。   【 栗木 京子 選 】


13.05.29
橋下氏   自己弁護士だね   ― 海外特派員   (不謹慎)


13.05.28
必要経費   大事にされるようになった   ― 外れ馬券   (常坊)


13.05.26
はずれ馬券は経費  掃除が楽になる  ― 競馬場 (徳島・阿波尾鶏)


13.05.21
テレサ・テンさん復権  
  「時の流れに身をまかせ」で   ― 中国   (青森・ジョーダン)


13.05.14
急募   お布施5億円   ― 最福寺   (つと無)

13.05.13
1ドル100円の壁  先を越された  ― 100㍍10秒の壁  (プラチナ)

13.05.12
棋聖戦   私も入れて!!   ― ソフト   (千葉・庵主)


13.05.09
打音検査で見抜けず
  たたいても駄目   ― 教育評論家   (宮崎・ヘボ助)


13.05.08
始球式   ナイカク高めです   ― 安倍球審   (群馬・茶目丸)


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5月のUSO放送月間賞は、横浜市、自営業 中村正美さん(65) の
「落選ショック」に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
                          ( ’13.06.05 朝刊 )
  
  落選ショック
    立ち上がれない!   ― 鎌倉大仏   (神奈川・あんぱん)




穴井(隆将)は笑顔を見せて、この日の畳に上がった。競技人生で初めてだったという。「プレッシャーをかけずにやれたのがうれしかった」。そんな思いが、優勝という結果に結びついた。
準決勝でも、「(石井の)出はなをくじいてやろう」と、迷いなく仕掛けた体落としで見事に一本勝ち。右手で畳を3回たたいて喜ぶ姿に、「笑顔を見せて楽しいんだな」と石井(竜太)は感じた。 決勝でも、経験を生かして 若い原沢(久喜)に技を出させなかった。
日本男子のエースといわれながら、ロンドン五輪では2回戦敗退。その後は強化選手を辞退し、母校の天理大で学生を指導しながら、自らは週に2、3回練習する日々。 重圧が一切ない中での柔道は、5歳で始めた頃の楽しさを呼び起こした。
穴井はこの日、対戦相手の目から勝負への意欲を感じ続けたという。「昔の俺はこうだったんだと思った。そして改めて(現役続行は)無理だと感じた」。柔道の楽しさを再確認しつつ、第一線では戦い続けられないと悟った、有終の舞台になった。                【 13.04.30 読売新聞 】


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