目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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友らみな去りてすべなし眼裏(まなうら)に常(つね)うかびくる一(いち)人のあり
                             上尾市  大平 丈一

作者は90歳。 記憶もおぼろになってゆく中で、 くり返し胸に浮かんでくる一人の面影があるという。 この下の句によって、この一首は力づよく生きている。   
                                    【 岡野 弘彦 選 】


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