目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   一輪の花摘みバイカル湖を発ちぬ   吉森 美信 

作者はシベリアに抑留された人。永かった苦難の後に帰国の日がようやくやってきたのだ。異国に別れる日、バイカル湖畔に咲く一輪の花を摘んだ。記憶の底にいまも咲く。                                 【 矢島 渚男 選 】


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