目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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  一握の米をとぎつつ春ひとり生きてゆくとは残さるること 
                      東京都  小菅 暢子

ある年齢になった人のいつわりない実感だろう。 周囲からひとりまたひとりと親しい人が消えてゆく。三句の「春ひとり」の転換がよく効いている。
                               【 小池  光 選 】


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