目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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「(原発の) 再稼働ありき」といったふうに、「○○ありき」が、近ごろ、さかんに使われる。でも、「ありき」とは、動詞の連用形<あり>に過去を示す助動詞<き>が付き、ただ、「あった」という意味である。
 ――「再稼働があった」では、意味が不明では?
にもかかわらず、なぜ、こんな「ありき」の使い方が、通用しているのか。それは、新約聖書「ヨハネ福音書」の冒頭に、<はじめに言(ことば)ありき>という有名なフレーズがあるからだ。 “世界は、ことば(ロゴス)で始まった”と、聖書は言っている。
強引にそれを曲解し、「最初から決まっている」との意味に 「○○ありき」 を使うわけである。                  < 以下、省略 >

           【 読売新聞  いやはや語辞典 ( ’12.04.27 ) 】



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