目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
佐渡市で放鳥されたトキのうち抱卵中の3歳雄と5歳雌のペアが、30日に孵化(ふか)予定日入りする。
雌は今季、昨季とは別の雄とペアを組んでおり、「 野生のトキのペアは死ぬまで相手を変えない 」 とみていた関係者は、困惑しつつもベビーラッシュに期待を寄せている。
雌は昨季、4歳雄とペアを組んで有精卵を産み、今年の繁殖期も餌取りを一緒にする姿が確認されていた。
3歳雄は昨夏からこのペアに合流し、3羽で一緒に行動してきた。3歳雄は、巣の材料となる枝などを頻繁に運んで巣作りに励み、雌に盛んにアピールした。
3月27日には、雌が3歳雄と一緒に巣作りに励む姿が見られた一方、その巣で4歳雄と交尾する姿も確認された。最終的に4歳雄は巣を離れ、雌は3歳雄と交代で卵を温め続けているが、ひなが誕生した場合、どちらの雄が父親であるかは「判断できない」(環境省)という。
放鳥を重ねたことで島内の生息数が増え、昨季7組だったペア数は今季計15組と倍増した。環境省佐渡自然保護官事務所の長田啓・首席自然保護官は「もしかすると昨季は嫌々ペアになっていたかも。相性の良い相手と組むことで、孵化率の向上に結びつけばいい」と前向きにとらえている。
( 2012年4月30日 読売新聞 )
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二股のトキはみんなに励まされ 府中 阪本 敬彦
( 2012年5月16日 読売時事川柳 )
雌は今季、昨季とは別の雄とペアを組んでおり、「 野生のトキのペアは死ぬまで相手を変えない 」 とみていた関係者は、困惑しつつもベビーラッシュに期待を寄せている。
雌は昨季、4歳雄とペアを組んで有精卵を産み、今年の繁殖期も餌取りを一緒にする姿が確認されていた。
3歳雄は昨夏からこのペアに合流し、3羽で一緒に行動してきた。3歳雄は、巣の材料となる枝などを頻繁に運んで巣作りに励み、雌に盛んにアピールした。
3月27日には、雌が3歳雄と一緒に巣作りに励む姿が見られた一方、その巣で4歳雄と交尾する姿も確認された。最終的に4歳雄は巣を離れ、雌は3歳雄と交代で卵を温め続けているが、ひなが誕生した場合、どちらの雄が父親であるかは「判断できない」(環境省)という。
放鳥を重ねたことで島内の生息数が増え、昨季7組だったペア数は今季計15組と倍増した。環境省佐渡自然保護官事務所の長田啓・首席自然保護官は「もしかすると昨季は嫌々ペアになっていたかも。相性の良い相手と組むことで、孵化率の向上に結びつけばいい」と前向きにとらえている。
( 2012年4月30日 読売新聞 )
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二股のトキはみんなに励まされ 府中 阪本 敬彦
( 2012年5月16日 読売時事川柳 )
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