目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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  この次は金持ちの家へ嫁に行け母の棺に父のさよなら
                            常陸太田市  岡田 広子

棺(ひつぎ)の中の母に呼びかける父の竿後のことば。平凡にして、真実味こもる。たくさんの苦労をかけてきた。 「この次」 と言いながらこの次がないのが生きるということだ。                                 【 小池  光 選 】


  親ばなれ早く終へたる少女期よ気ままに生きて母の恋しき
                            松山市  三木 桂子

早めに親離れしてすっきりしていたはずなのに、年齢を重ねるにつれて母が恋しくなる。下句に複雑な思いが託されている。             【 栗木 京子 選 】


   蕗の薹お澄ましもよし笑ふもよし   下松市  吉武 美智子

「お澄まし」を 澄(すまし)汁のことかと思いつつ読めば、下五で「笑ふもよし」と転じ、表情のことだった。蕾(つぼみ)はお澄まし、開いた蕗(ふき)の薹(とう)は笑顔。
                                     【 正木 ゆう子 選 】


おひなさまというねむいという夕日   館林市  松本 みゆき

敢えて俳句的な表現を外し、独特のニュアンスを出した作。幼い女の子の言葉を書き留めたのかも。時にはこんな冒険も応援したい。      【 正木 ゆう子 選 】


   孕猫トラックを止め横断す   名古屋市  可知 豊親

孕(はら)んだ猫がトラックが来る寸前を渡りだす。トラックは急停止し、猫は前を堂々と渡っていく。この自信はどこから来るのか。繋がれる命が力を発揮するのか。
                                      【 小澤  實 選 】


  少しづつ進む時計を少しづつ遅らせながら日々を営む
                            狭山市  奥薗 道昭

これも発想おもしろい。日々の生活とは こんなものかも知れない。進む時計を遅らせながらなんとか日々の辻褄(つじつま)を合わせる。ひたひたと老いがしのび寄ってくる。                                  【 小池  光 選 】


17.04.28
ゴールデンウィーク  忘れられそう  ― プレ金  (神奈川・なごみ)

17.04.27
復興相「更迭」   本人の責任です   ― 被災者   (福島・あぶ急)
 
新会派   民進離党クラブ   ― 都議会   (ゴカ坊)

17.04.26
羽生3冠破る   対戦が楽しみ   ― AI
          藤井4段どの        (新潟・酔狂)            ◎

17.04.24
青田買い   ジャガイモ畑   ― ポテチメーカー  (神奈川・コジさん)   ◎

17.04.21

米抜きTPP   主食の無い食卓   ― 11か国   (千葉・せいちゃん) ◎

17.04.14
鯉のぼり   もう飾っています   ― 広島市民   (ヒーロー)        ◎

17.04.11
お得意様   民進党さん   ― 引っ越し業者   (神奈川・白雪姫)

17.04.05
浦島太郎  大統領がいなくなっていた  ― 駐韓大使  (東京:うじとし)

17.04.02
天下り   許した記憶はない   ― 神々   (岩手・天才)

17.04.01
公人と私人の差  大違いです  ― 朴前大統領  (東京・ゴカ坊)   ◎
  

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【 4月のUSO放送 】 月間賞は、福島県、無職 宍戸孝博 さん(47) の
「 復興相 『更迭』 」 に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
                                                     ( ’17.05.02 朝刊 )  

  復興相「更迭」  本人の責任です  ― 被災者  (福島・あぶ急)


   空よりも大きくなれず石鹸玉   稲沢市  杉山 一三

大きくなれ大きくなれと願いながらシャボン玉に息を吹き込む。 膨らみ空に飛んでゆく。 その空のなんと広くて深いこと。              【 宇多 喜代子 選 】


    墓の蓋開けてみんなで桜狩   石原 日月 ( いしはら じつげつ )

同じ花見でも桜狩りは、あちらの山、こちらの土手とさまよう感じがある。それは生者だけの楽しみではない。死者たちも花時ばかりは墓を出て花に興じる。心が浮き立って、おとなしく寝ていられないというのだ。句集『翔(と)ぶ母』から。  
                      【 '17.03.23 四季 ・ 長谷川 櫂 選 】


   卒業す恩師と呼べる人を得て   八代市  貝田 ひでを

お世話になった師とともに、 卒業の日を迎えている。 恩師と呼ぶことのできる人を人生において得ることができたら、それはすばらしいこと。 高校か、大学であろうか。
                                      【 小澤  實 選 】


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