目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
[30]  [31]  [32]  [33]  [34]  [35]  [36]  [37]  [38]  [39]  [40
   姑とのよきへだたりに桐の花   さいたま市  加治 美智子

よきへだたりがいいではないか。 この「よきへだたり」 に「桐の花」 が絶妙。 文章にすれば延々と長くなるところを俳句でサラリと言い果(おお)せている。
                                  【 宇多 喜代子 選 】


   奥会津そのまた奥の遅桜   須賀川市  関根 邦洋

奥会津は雪の多いところだが、そのぶん春が生き生きとしていて風光に一級品の趣がある。桜もまた生き生きしている。            【 宇多 喜代子 選 】


18.06.29
「金星」   場所前に獲得   ― 勢関   (福島・赤べこ)         ◎
    
18.06.28
「リュウグウ」到着  歓待が楽しみ  ― はやぶさ2  (北海道・もみじ)

18.06.26
W杯メニュー  日替わりヒーロー  ― 西野ジャパン  (富山・白雪姫)

18.06.19
2500万人送りつけ   観光客ですか   ― シンゾウ
              トランプどの          (埼玉・紀佐衛門)

試金石   ベスト16   ― AKB総選挙
                ― 西野ジャパン   (下町人)

18.06.13

歴史的一日
  いやあ、それほどでも   ― 満1歳シャンシャン   (東京・ナナハン)   ◎
 
18.06.12 
 「再婚」   1本足から2人3脚へ   ― 王貞治   (カイグリ)

18.06.08
給与1年返納   8億の足しに   ― 麻生財務相   (次男坊)

18.06.07
中抜け喫煙440回  これで仕事をやめました  ― 大阪府の職員 (桑実)

18.06.06
創業年巡り提訴   味で争ってほしい   ― 八ッ橋   (富山・諷流さん)

18.06.02
油断   観光気分   ― 東京五輪マラソンコース   (爺G7)

18.06.01
「加計」事務局長訪問  まず、記録をつけた  ― 愛媛県  (ナナハン)

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    
   
【6月のUSO放送】 月間賞は東京都、無職 河合 成近 さん(84) の
「 3祝日移動 」 に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
                                                      ( ’18.07.04朝刊 )  

 3祝日移動   海も山も動かした   ― 東京五輪   (東京・ゴカ坊)                                            

        


   新茶汲むそれから次を考える   神奈川県  石原 美枝子

新茶を味わいながら、さてと考える。今日これからのことか、人生明日からのことか。新茶が明るい「これから」を暗示する。             【 宇多 喜代子 選 】


   私にも母がゐたこと夏うぐいす   大垣市  七種 年男

いろんなことがあった来し方を思うとき、 自分にも世の誰彼と同じように母があったのだという愛惜の念は断ち難い。 夏鶯(うぐいす)が、 母との日々を思い出させる。 粘りのない母恋の句である。                  【 宇多 喜代子 選 】


   牡丹咲き大きな朝となりにけり   東大阪市  渡辺 美智子

待ちに待った梅や桜が咲いても「大きな朝」という感じはしない。牡丹(ぼたん)なればこそである。                            【 宇多 喜代子 選 】


    柏餅ついでに吾の誕生会   松戸市  をがはまなぶ

例えば句会で柏餅が出た場面。「実は今日は僕の誕生日なんです」 「まあ、それはそれは。ではお祝いしましょう」ということに。 5月5日だろうか。 「ついで」が面白い。                                 【 正木 ゆう子 選 】


  この道は幼きころの別れ道くなどの神がひつそりと立つ
                            つくば市  潮田  清

「くなどの神」は、昔から道が別れる場所などに祀(まつ)られる神。 作者は幼時の記憶を懐かしみながら、今は忘れられたように道べに立つくなどの神を歌に留めた。
                                    【 岡野 弘彦 選 】


   弟と妹のいてこどもの日   三条市  星野  愛

作者の子ども時代の思い出だろうが、誰にでもある思い出としてほろっとした感慨が心に湧き上がる。                       【 宇多 喜代子 選 】


   さくら草だけに小さな風の過ぐ   枚方市  加藤  賢

さくら草への思い入れの句。風はさくら草だけではなく、そこそこの万物に同じように吹いているのだが、さくら草の小さな揺れに「さくら草だけに」ととらえた句。
                                  【 宇多 喜代子 選 】


カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[12/31 越中之助]
[12/31 越中之助]
[12/10 ?]
[10/30 読売読者]
[09/06 榎丸 文弘]
最新トラックバック
バーコード
フリーエリア
ゲイ無料総合サイト
カウンター