目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   蜩や佐渡には古き能舞台   東京都  鈴木 燕童

佐渡は本間家の佐渡宝生流の能が盛んで、古い能舞台も多く、蜩(ひぐらし)がカナカナと美しく鳴いている。              【 森 澄雄 選 】


   朝顔の深き花芯に落ちてみん   東京都 東 賢三郎

羽虫か何かになって、朝顔の花の奥に落ちたら、どんな気持ちがするだろうか。やわらかな色に照らされて、酔ってしまうのではないか。新しい視点からの花の句である。                       【 小澤  實 選 】


 「探さないでください」とある 帰る気だ  ( 埼玉県 燕来舎 60歳 )
      ある意味それ、以心伝心じゃないの 
 
   

この週の特選句は、
 青い鳥 ちと手強いが 家に居り  ( 埼玉県 小林 和成 56歳 )  
        強ぇんだこれがまた。    青い怪鳥に特選!    

その他に、 
 冷蔵庫 奥まで探す 生姜片  ( 大阪府 藤原 千恵子 64歳 ) 
     カラッカラにひからびちゃってますよ。
    
 探検家 悪いミヤゲも 貰って来   ( ? )
      あー。 なんのことやら。


  食(け)と言われ 食(く)とこたへ食ふ づんだ餅   
                            福島県 黒沢 正行   

食べなさいと言われて、食べますと答えて食べた。これが方言だと、こんなに
楽しい句になる。ルビがなければ、さてどう読むだろうというクイズになりそうだ
                              【 正木 ゆう子 選 】


   何もかも知ってて言わぬ熱帯魚   ( 埼玉県 斉藤 登 65歳 )  
       え~い熱帯魚さんに・・・・・・口止め料だ、特選!


 ほかに、 
   名前など別にいらない雑魚の意地  ( 大阪府 おじ丸 60歳 )
       名前ばかりの奴よりずっといいや畜生・・・・・・!


  洋梨が届き感じる部下の意図   ( 東京都 山本 達男 68歳 )
       あー・・・・・・、遠回しにね。 あー・・・・・・。


 【10.27のテレビのニュースから】
衆議院の解散のうわさが流れる中、自民党の古賀誠選挙対策委員長が古賀派の国会議員達に「梨」を贈ったそうな。このことがいろいろと取りざたされ、「これで解散・選挙はなくなったという意味なのでは」と憶測されているという。 インタビューを受けた某議員曰く、「洋梨を送られなくて良かった・・・(笑)」

この週の特選句は、
  洋装の母を見つけた参観日  ( 埼玉県 関根 一雄  56歳 )  
       あ、母ちゃん来た・・・・・・洋服!? わ、特選!


  いつの日か キムタクがやる水戸黄門 
                     ( 三重県 大久保隆紀 68歳 )   
       見てー。
 

この週の特選句は、
  門閉じて 雨戸も閉じて 老と老 
                    ( 大阪府 山脇 正邦  71歳 )
       ん。しみじみと、そーっと、特選。
   
めったに観ない黄門様にケチをつけるようでを申し訳ありませんが、
参考までに、こんな記事も・・・。
先週号(週刊文春10・9号)の記事「キムタク15連覇はないでしょう(笑)」に全く同感です。アンアンの「好きな男ランキング」は、掲載タイミングが毎年不定期で、しかもスマップの何かが始まる時に発表することが多いのが不自然です。他誌ではさほど上位に食い込まないキムタクを、大げさに報道するテレビもテレビだと思います。私を含め多くの人が不思議に思っているこの企画、なぜ毎年続けるのでしょうか。(東京・杉浦チマ・主婦・27)


  役立たず 邪魔なんだけど そこにいて  
                     ( 山口県 渡辺 由美子 57歳 )  
      邪魔だけど・・・・・・特選あげるからそこにいて。


   くちびるは彼氏にとっておく古風  ( 新潟県 小林 悟 57歳 )   
       えー、なんでこれが「A」かというとぉ。
 

この週の特選句は、
  A ランチ ビール一本 誕生日  ( 広島県 崎 怜子  65歳 )
       ささやかですねぇ。でもいいじゃないですか。
         お誕生日おめでとうございます。
          じゃ、わたしから、特選をプレゼント。ささやかですが。


   あの道は別の人生遠花火   秋田市  中村 栄一

些(いささ)かの甘さはあるかもしれないが誰もが持つ普遍的な感慨でもあろう。 少しの違いではなく、別の人生というところに、振り返って知る人生の怖ろしさが感じられる。                 【 正木 ゆう子 選 】


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