目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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今週の特選句
   マイク持たせろ!生き返るかも知れん ( 大阪府 奥 時雄 75歳 )  
     何だこの勢いは!? 特選だっ!!



ほかに、
  一本でデュエットせがむ嫌(や)な上司 ( 兵庫県 喜九郎 50歳 )
     じゃあ一人でデュエットさせちゃいな。

  祝辞中新郎新婦はメール中     ( 東京都 マギナーG 70歳 ) 
     コラ携帯持ち込むな。
   
  知る権利と他人の傷にマイク刺す ( 兵庫県 林田 あつ子 71歳 )
     そんな権利本当にあんのかねェ。

 
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 ■
募集お題 「 串 」
  ■「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
  ■住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
    お題を明記してください。
  ■締め切りは8月31日(消印有効)です。
    なお応募作品は返却いたしません。
    また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
    特選句には賞金を差し上げます。
  ■ご記入いただきました個人情報は、
    本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
  ■宛先 〒102-8008
    千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係



ギイとトマは精神を病んで入院していた。
ある日のこと、2人がプールサイドを歩いていると、
突然ギイが自殺を試みてプールに飛び込んだ。
トマもあわてて飛び込み、溺れたギイを救出した。

この行いに感心した院長は、
トマが立派に社会復帰できると判断し、
退院を決め、トマに告げた。

「あなたは立派に社会で活躍できます。
おめでとう、すぐに退院です。
しかし悲しい知らせがあります。
君の友だちのギイが首を吊って自殺しているのが見つかりました」

するとトマは答えた。

「先生、ギイは自殺ではありません。
 プールで溺れたんで、僕が干して、あげたんです」

                        【 ’11.09.01 週刊新潮 】


   海の日や七曜はみな色を持ち   堺市  高橋 なほみ

日曜から土曜までの七曜にはたしかにそれぞれの印象がある。がんばる日、楽しむ日。 思い浮かべる色は人によって違うだろう。 海の日は7月の第3月曜。                           【 正木 ゆう子 選 】



   この世では親と語らず天の川   国分寺市  越前 春生 

何か理由があって、あまり語ることをしなかった親子なのだろう。しかし親子の縁は深い。お盆の時期ならではの思いともいえる。   【 正木 ゆう子 選 】



   梅根性それも個性よ梅を干す   長崎県  磯辺 なみえ

粘り強いのが梅根性。柔軟なのが柿根性。梅は何をしても酸っぱく、柿は渋が抜けやすいことからいう。梅を柿に置き換えても句になる。
                               【 正木 ゆう子 選 】



   とんぼ来てわが思ひ出に止まりけり   平塚市  原  道雄

少年の日の、思い出のアキアカネか。自然な呼吸が好ましい。
                               【 矢島 渚男 選 】


   みんなよく食べる8月15日   名取市  里村  直

仲間の食べっぷりに、終戦の日であることを思う。多くの人が死んだ戦争が終った日であることを思う。震災の死者も思っていよう。 【 小澤  實 選 】


今週の特選句
   芋を掘り犬もけちらす祖母の杖  ( 福島県 年令詐称 35歳 )  
     婆さん豪快だぜ! 特選!



ほかに、
  太すぎて杖にもならぬ木偶の棒 ( 宮城県 佐藤  傑 65歳 )
     いや、それはそれで使い途はあるはず。

  臑齧り遂に杖までかじり出す  ( 山口県 村上 邦子 63歳 ) 
     歯が丈夫なんだよねぇ。
   
  頬杖をつくと長引く妻の愚痴  ( 茨城県 伊藤 靖則 50歳 )
     そのうち、からみだしますぜ。

  杖ついてしぶしぶ老人らしくなる ( 秋田県 京野 幸子 76歳 ) 
     いや、別にならなくってもいいっスよ。





  えはら 誠司
  るとこ 伸二
  淵 澄夫
 鹿 野 道彦
  だ 佳彦
  いえだ 万里
  ざわ 鋭仁

久しぶりに笑ってしまった(失礼?)「文春」のグラビア。
勝手に、「読むマンガ」に分類。
                        【 ’11.08.25 週刊文春 】


億万長者がフロリダへバカンスにやってきた。
誰にも邪魔されないよう、高級ホテルまで買い上げた。
水着に着替えてプライベートビーチに下り、
水際へ行って足をちょっと浸すと、秘書に電話をかけた。

「水が少し冷たいようだが」

秘書は直ちに、沖合いに停泊中の船から
大量の熱湯を放水して海水の温度を上げさせた。

億万長者はのんびりと日光浴をしていた。
が、どうもひとつ気にいらないことがある。
再び秘書に電話をかけた。

「雲ひとつない空なんて退屈だ。雲を空に浮かべろ」

秘書は飛行機を飛ばして水蒸気を上空に撒き、雲を作ってみせた。

億万長者もすべてに満足したようで、
気持ち良さそうに浜辺に寝そべって、こうつぶやいた。

「青い海、白い雲・・・・・・ああ、自然は美しいなあ」

                        【 ’11.08.25 週刊新潮 】


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