目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   菖蒲湯に二人で入りし日もありし   調布市  菊島  登

一緒に入ったのは誰だったのだろう。男か女か? 男とすれば父か兄弟か。女とすれば母か、妻か、それとも? 短い俳句は、それ以上言えないし、 言わない。それだから面白い。              【 矢島 渚男 選 】


   つばくらめ○に□に△に   東松山市  由井 清房

勢いよく飛ぶ燕は、たしかにこのようなさまざまなかたちをかたどっている。  仙厓の禅画にも似たものがあった。これも命のかたち。 【 小澤  實 選 】



今週の特選句
   夕立が通り過ぐまで豆カン食う     ( 東京都 無番和 48歳 )  
     なかなかやまねぇなぁ。 ま、いいか。 特選。

ほかに、
  ひょんなとこから節分に撒いた豆     ( 東京都 猫舌 70歳 )
     しかもそれ、十年前の豆だよ。

  内に棲む鬼払えぬ手豆つまむ     ( 青森県 尻尾之先 59歳 )
     その鬼とは付き合っていくしかないねぇ。
 
  ピーナツを一つぶでよすこの勇気  ( 神奈川県 高田 正夫 61歳 )
     偉い! すごい! バンザーイ!

 


生活に困った男が立派な邸宅に住む友人を訪ねて、金を無心した。

「私は他人には金をやらない。
 けれども君は友達だから援助の手はさしのべよう。
 週に1度、庭の草むしりをやってくれないか。
 普通なら日に80ドルの仕事だが、ほかならぬ君だ、120ドル出そう」

「そいつはありがたい。じゃあ、さっそく来週から始めるよ」

「おい、金に困ってるんだろ。どうして今日から始めないんだ?」

「1日80ドルで草むしりをしてくれる人を探さないと」

                        【 ’12.06.14 週刊新潮 】



「高嶋政伸」証言が全部ほんとうならば「美元」はこの病名

<悪妻には一般的な型はない>(坂口安吾)。とはいえ、こんな型破りな「悪妻」がいるなんて・・・・・・。泥沼の闘争が続いている高嶋政伸(45)と美元(みをん 32)の離婚劇は、6月1日、ついに東京家裁での直接対決を迎えた。その場で繰り出された高嶋証言が全部本当ならば、彼女はある精神疾患を抱えていることになるという。
  
  ・・・・・・ こうした美元の偏執的な情炎から、「境界性人格障害である可能性が非常に高い」と、精神科医で京大非常勤講師の片田珠美氏は分析する。 「情緒が不安定で、今までニコニコしていたと思ったら、急に落ち込む。見捨てられるのではないかとの不安を常に抱えていて、依存相手を理想化したかと思うと、直後に罵倒するといった傾向があります。

 ・・・ また、やはり精神科医の町沢静夫氏も、同様の所見だとした上で、
「彼女は幼少期に母親が自殺しているため、一人になることへの不安が強いのではないでしょうか。私は、尾崎豊も同じ障害を抱えていたと思っています。自分だけでは居られず、独占欲が強くて、衝動的で薬やアルコールに依存する。離れて彼の曲を聴いている分にはいいのですが、カッとなってすぐに喧嘩を始めるので、傍にいた人は堪ったものではなかったはずです」
                         【 週刊新潮 '12.06.14 号 】


   シャワー全開やられたらやり返す   京都市  峰尾 秀之

穏やかではないが、男子ときにはこんなこともあるだろう。ストレートな表現と「全開」の相乗効果で、さっぱりとした印象。からりと明るいところがいい。
                               【 正木 ゆう子 選 】


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「穏やかではないが・・・」と正木先生はどんなシーンを想像されているのか、一瞬、考えてしまいました。 風呂場で、無邪気にシャワーで戯れる男の子たちを想像してしまう私には、俳句の道はまだまだ遠いようです。 


   千年の御身かがやく滝桜   会津若松市  壁谷  宏

よく知られた三春の滝桜。樹齢千年だといわれているが、よくぞ長い風雪に耐えてきたものだと思わせる大きな枝垂桜だ。 「御身」 は、この桜の命への最高の賛辞だろう。                     【 宇多 喜代子 選 】



   八十の細腕ころも更へにけり   千葉市  小林  昭

80は過ぎているが、スリムで、小粋で、健康。夏が立てば、おのずと単衣に更えているのである。「細腕」がたしかな把握だった。   【 小澤  實 選 】



   ゴールデンウィーク無料の時間過ごしけり   伊藤 実那

生活に根差しながら、しかし秀句がないという季語がある。黄金週間(ゴールデンウィーク)がその一つである。その中で私を感動させたのが、この一句である。 どこにも出かけない無為な時間を過ごしている自分自身を、見事に投影させた哀切感のある作品。
         【 角川 春樹 選  魂の一行詩  ( ’12.06.02 ) 】



12.06.29
罵声の株主総会  
  菅さんで慣れてました   ― 東電役員   (愛知・笑)


12.06.26
離党、新党   買えない   ― 石原都知事   (埼玉・ジャガイモ)

怖いもの   妻・放射能・地震・雷   ― 小沢一郎   (イサオ)


12.06.23
安全運転   とび出し注意   ― 永田町   (富山・ミフィ)

12.06.22
懇談会での拍手   割れんばかり   ― 民主党   (新潟・三葉)


12.06.17
プレゼント   「威厳」を下さい   ― 父の日   (静岡・やせうま)

12.06.16
緊急工事   棚の補強   ― 民主党本部   (愛知・笑庵)

12.06.15
新体制   落ちついた   ― 立川流   (東京・本寸法)

12.06.14
巣立ちのトキ   トキはいいなあー   ― 脱走ペンギン   (忍者)


12.06.04
部分月食    影が薄いなぁ    ― 月    (富山・彦星)


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6月のUSO放送月間賞は、東京都、会社員 鈴木 勝美さん(62) の
「 決勝 」 に決まりました。 賞金1万円と記念楯を贈ります。
   ( ’12.07.05 朝刊 )

 決勝   欧州債務選手権・・・   
               ― イタリア
               ― スペイン    ( 東京・下町人 )



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