目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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今週の特選句
  スタンドを消して人生やり直す   ( 福岡県 石川 芳裕 62歳 )  
      ・・・・・・一度消したいです、スタンド。  特選。



ほかに、
  肝心な処は黙る外野席      ( 大阪府 富田 保子 70歳 )
     そんな大勢で黙秘権の行使ですか、えっ?


  何してもスタンドプレーに見える奴   ( 東京都 吉見 ひろし 65歳 )
     イラッとする。


  スタンドバー少し酔わせて少し酔い  ( 北海道 田中 良積 68歳 )
     よォよォ、勝手にしやがれィ。


  ガラス拭く巨乳見たくてまた給油   ( 埼玉県 飯嶌 直樹 46 歳 )
     わたくしは、この句がとても大好きです。


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  ■
募集お題 「 マカロニ 」
  ■「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
  ■住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
    お題を明記してください。
  ■締め切りは8月7日(消印有効)です。
    なお応募作品は返却いたしません。
    また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
    特選句には賞金を差し上げます。
  ■ご記入いただきました個人情報は、
    本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
  ■宛先 〒102-8008
    千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係



13.08.31
もう1つのカウントダウン 
  3、2、1、0   ― 夏休み   (茨城・つくばのおじさん)

13.08.28
格安ロケット
  「ペットボトルのやつ?」   ― 夏休み工作児童   (面単貧)


13.08.15
気温41度   マケタ・・・   ― 賢治   (新潟・柔二)


13.08.11
容量減   ダイエット成功   ― キューピー   (宮崎・ヘボ助)

離婚会見  公私共「無所属」です  ― 山本太郎議員  (奈菜子)

13.08.10
甲子園観戦  敬遠されなかった  ― 松井秀喜  (千葉・やたべえ)


13.08.09
改名   みーの党   ― 渡辺代表   (神奈川・ほくろ)


13.08.08
立秋   とっくに   ― 民主党   (東京・ゴカ坊)

13.08.06
最強   ダイヤに金   ― 世界水泳   (埼玉・辰ちゃん)

楽天田中15連勝  「トレードしたい」  ― 相撲部屋  (猫じゃらし) 

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8月のUSO放送月間賞は、名古屋市、無職 木村清さん(66) の
「4000本安打」に決まりました。賞金1万円と記念楯を贈ります。
                                                   ( ’13.09.05 朝刊 )

  4000本安打  
    3本でも大変なのに   ― 安倍首相   (愛知・笑庵) 


   白地着て写真の父の丸眼鏡   敦賀市  川北 寿子

父の遺影だろう。元祖の眼鏡は丸い。それを見る度に時代の移り変わりを思うのだ。もう白地の着物を見ることも稀(まれ)になった。
  「 白地着てこの郷愁のどこよりぞ  楸邨 」    【 矢島 渚男 選 】


   この先はひとりで行けと道をしへ   東京都  山口 照男

案内はここまで。後は自分で。道教えは斑猫(はんみょう)という2センチほどの甲虫。山道などで出会うと、人に先立って飛ぶ。斑(まだら)模様の色彩が美しい。でも、なぜ猫なんでしょう。           【 矢島 渚男 選 】


   尾を切れど蜥蜴を猫は容赦せず   川崎市  堀尾 一夫

普通猫は蜥蜴(とかげ)の切断した尾に夢中で、蜥蜴本体はみのがすことになっている。しかし、捨て身の蜥蜴の計略に気付いてしまった猫もいるのだ。もはや蜥蜴は逃れられまい。                【 小澤  實 選 】


  南天は花の盛りも地味なるを梅雨の止み間にしみじみと見き
                          常総市 柴  春枝

南天は初夏に白色の花を咲かせる。 冬の赤い実と比べると地味だが、 梅雨空の下で見る白い花は可憐(かれん)な雰囲気を持っている。
「地味」ならぬ「滋味」を湛えた一首。          【 栗木 京子 選 】


  むきだしの命はねたり青がえる   小沢昭一 ( おざわ しょういち )

蛙(かえる)だからこその一句。なぜなら蛙は生涯、裸だから。ほかの動物は毛皮や鱗(うろこ)におおわれている。裸の動物もいるが、蛙ほど愛らしくない。人間にしても「むきだしの命」といえるのは赤ん坊と子どもくらい。大人の人間の蛙への憧れの句。   【 '13.07.28 四季 ・ 長谷川  櫂 選 】

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   白魚の魂までも見えており           伊庭 なみ江

   しらうをの中まっすぐに管とほる    東京都 望月 清彦


今週の特選句
  気苦労がぬけて夫婦(めおと)はスイカ提げ
                      ( 千葉県 岡崎 喜拓 75歳 )  
      暑いけど、いい夏だなぁことしは。  特選。



ほかに、
  買う気などないが叩いてみるスイカ ( 愛知県 近藤 幸大 74歳 )
     お客さん困るよ、そんなに強く叩いちゃ。


  スイーツと呼ばれたくないスイカかな   ( 福岡県 猪川の妻 46歳 )
     スイーツじゃねえ、水菓子ってんだ。


  スイカ割り一発成功で白けさせ    ( 埼玉県 野島 玲子 75歳 )
     ・・・・・・空気読め。浜の空気を。


  スイカとか食べやすいでしょと言う嫌味 ( 静岡県 ひまつぶし 70 歳 )
     食べ易いですけど、何か?


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  ■
募集お題 「 スタジオ 」
  ■「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
  ■住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
    お題を明記してください。
  ■締め切りは7月31日(消印有効)です。
    なお応募作品は返却いたしません。
    また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
    特選句には賞金を差し上げます。
  ■ご記入いただきました個人情報は、
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    千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係



   夏休み頭のてつぺんから休む   龍ヶ崎市  木村 とみ子

全身で夏休みを満喫したい。まず 「頭のてつぺん」 を皮切りに、足の爪先までを開放させたい。                 【 宇多 喜代子 選 】


    水馬水の深さとかかはらず   横浜市  谷口 一好

なるほど、アメンボウは水の深浅にかかわりなく水面に浮いて跳ぶ虫。水澄ましと混同されやすいが、水馬は文字どおり頭も肢も長く、足の先についた毛で水面に立てる。水澄ましは甲虫でマイマイともいう。【 矢島 渚男 選 】


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