目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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今週の特選句
  コンタクトしてから娑婆が生き難い  ( 新潟県 小林  悟 62歳 )  
     外しても生き難うござんすが・・・・・・ 特選。


ほかに、
  バツイチになったと知ってコンタクト  ( 京都府 前中 一晃 72歳 )
     忘れろっつったろコラ。


  アドレスも変えて他人の妻となる    ( 埼玉県 ネギ納豆 71歳 )
     ・・・・・・忘れて。私も忘れるから。  

  おやじとは母を介したコンタクト    ( 東京都 吉見 ひろし 65歳 )
     母上は通訳も兼ねておられます。


  コンタクトつけても読めぬ風ばかり   ( 千葉県 瀬川  移 67歳 )
     そりゃ、色がついてねぇから。


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ■
募集お題 「 勉強 」
   ■ 「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
   ■ 住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
      お題を明記してください。
   ■ 締め切りは9月4日(消印有効)です。
      なお応募作品は返却いたしません。
      また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
      特選句には賞金を差し上げます。
   ■ ご記入いただきました個人情報は、
      本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
   ■ 宛先 〒102-8008
      千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係


    一匹となりし金魚に呼びかける   宍粟市  宗平 圭司

夜店などで買ってきた金魚が、とうとう最後の一匹になってしまった。作者がなんと言ったのか想像させる。「お前もか」もそのひとつ。 【 矢島 渚男 選 】


  入棺のたつぷり入るる青田風   鶴岡市  広瀬  弘

亡くなったのは、たぶん田仕事をして生涯を終えた人であろう。この世を去る最後の時、折からの「青田風」を持たせて見送る。かくありたしと思わせる句だ。                            【 宇多 喜代子 選 】


 棺(ひつぎ)の友やすらかなれと友が吹くハーモニカの曲消灯喇叭の譜
                          朝霞市  伊東 一憲 

旧軍隊を体験した友人の葬儀に、悲哀感の強い消灯ラッパの曲を吹いたという。                            【 岡野 弘彦 選 】


 「菅様でよろしいですか」よろしいです「菅様ですか」でよろしいけどね
                        枚方市  菅  道子

最近では「よろしかったですか」という表現も聞く。丁寧すぎることへの煩わしさが、ユーモアたっぷりに歌われた痛快な一首。      【 俵  万智 選 】


   あついなつうみのさかながたのしそう
        兵庫県 淡路市立富島小学校1年  大畑 征也

海の魚が楽しそうだと言うことで、暑くてうんざりしている人間たちの様子も想像(そうぞう)できますね。短い言葉で魚と人の両方を表現して見事です。
         【 ’13.08.17(夕) KODOMO 俳句 高柳 克弘 選 】



今週の特選句
  枝豆をどーんと置かれて妻は留守 ( 東京都 松本 靖子 75歳 )  
     お父さんこれで3日はもつわよね。 特選。


ほかに、
  枝豆は枝豆の匂いで茹で上がり    ( 新潟県 通仙坊 81歳 )
     味わい深いですよねぇ・・・・・・。


  枝豆のさやもう一度押してみる    ( 東京都 斉藤 光雄 82歳 )
     あ、水出た。


  枝豆を噛むほどの歯は残る幸(さち) ( 大阪府 國米純忠 85歳 )
     旨さもひとしおですね。


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   ■
募集お題 「 コード 」
   ■ 「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
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   ■ 締め切りは8月28日(消印有効)です。
      なお応募作品は返却いたしません。
      また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
      特選句には賞金を差し上げます。
   ■ ご記入いただきました個人情報は、
      本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
   ■ 宛先 〒102-8008
      千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係


   金魚飼ひ不登校をば続ける子   名古屋市  浅井 清比古

「不登校」という現代の問題と向き合っている。ただ、「金魚飼い」 に救いがある。 他の命をはぐくむ余裕がある優しい子なのだ。 金魚を飼うことで学ぶこともあろう。                        【 小澤  實 選 】


   帰省子の饒舌をふといぶかしむ   久喜市  深沢 ふさ枝

口数の少ないことを訝(いぶか)しむのなら普通だが、この句は逆。
無理をして明るく振舞っているのではないかと、それもまた心配なのである。
                               【 正木 ゆう子 選 】


  まい年のむぎわらぼうしかぶってる
        大阪府 箕面市立西小学校4年  川本 佳吾

毎年夏になると、しまってあったのを出してくる、お気に入りの「むぎわらぼうし」があるのでしょう。少し古びていても、大切な帽子。「今年もお世話になります」という感謝(かんしゃ)の気持ちが伝(つた)わってきます。
         【 ’13.08.17(夕) KODOMO 俳句 高柳 克弘 選 】



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