目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   木犀のかすかな魔法をかけられてひとりふたりと本屋に入る
                          仙台市  石川 初子

ようやく涼しくなり、秋の気配を感じると、久しぶりに本屋に入ってみようかという気にもなる。 木犀(もくせい)の魔法という表現が秀逸だ。      【 俵  万智 選 】


   木の下でどんぐり落ちるのまっている
        東京都 府中市立府中第十小学校3年  森田 怜和

空を見上げてどんぐりが落ちるのを待つ。 なんと豊(ゆた)かな時間でしょうか。
秋らしい、穏(おだ)やかな俳句です。
               【 ’13.11.02 KODOMO俳句 高柳 克弘 選 】


13.11.29
竜宮城   見つからなかった   ― 江戸っ子1号   (つと無)

13.11.27
「防空識別圏」  ここは私のもの   ― お天道様   (群馬・マボ)

13.11.26
無担保・無利息   借りたい   ― 庶民   (千葉・竜女)

13.11.23
しんとう出現  野党がだらしないから  ― 海底噴火  (とんち王子)

13.11.21
 「外国人ヒロイン」   J J J   ― 朝ドラ   (ゆりかもね)
                                                                          
13.11.12
サービス  すぐ召し上がれます  ― 冷凍宅配便  (兵庫・シンバおやじ)

13.11.10
田中記念切手発売  ナメられるのは嫌だ!  ― マー君  (閑翁)

13.11.08
宇宙食   信じています   ― 若田さん   (東京・爺G7)

13.11.05
優勝セール  タナカは安くならないか?  ― メジャー  (東京・ナナハン)

盗聴疑惑   見直された   ― 糸電話   (つと無)

13.11.03
秋の園遊会   「手紙」は場違いです   ― 由紀さおり   (ひろ介)       

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11月のUSO放送月間賞は、茨城県、会社員 坂田和彦さん(58) の
「理不尽」に決まりました。 賞金1万円と記念楯を贈ります。
                                                   ( ’13.12.03 朝刊 )

 理不尽  私は貝になりたい  ― バナメイエビ  (茨城・つくばのおじさん) 



今週の特選句

  百均の紅葉で居酒屋秋祭り      ( 北海道 新田 直子 49歳 )  
     客の顔もみんな紅葉だぁ。 ウ~イ、  特選!


ほかに、
  いさかいを止める紅葉の可愛い手   ( 福井県 中出 成之 76歳 )
     うん、これが一番効果があります。


  花見とは違う相手と紅葉狩り          ( 東京都 亀歩 52歳 )
     春夏秋冬、お盛んですなぁ。 

  全山を燃やしたのちの水墨画    ( 神奈川県 長谷川 彰 65歳 )
     自然が一番の芸術家ですね。

  
  

  紅葉も見せずリニアは突っ走る     ( 山口県 ぽぴーちゃん 62歳 )
     科学と風情の共存、こら難しい。


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   ■
募集お題 「 鮭 」
   ■ 「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
   ■ 住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
      お題を明記してください。
   ■ 締め切りは11月6日(消印有効)です。
      なお応募作品は返却いたしません。
      また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
      特選句には賞金を差し上げます。
   ■ ご記入いただきました個人情報は、
      本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
   ■ 宛先 〒102-8008
      千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係


   小鳥来てみやげ話をまきちらす   可児市  羽貝 昌夫

この鳥、鵯 ( ひよどり ) ではないだろうか。 到着するなり賑やかに鳴きたてて、ああ大変だった、やっと着いたと騒ぐ。 日記を見ると、鵯の来る日・去る日は毎年殆ど変わらない。                             【 正木 ゆう子 選 】


   曼珠沙華華華華の文字混むや   大分市  阿部 嬉子

群れ咲いている曼珠沙華(まんじゅしゃげ)をかく描写している。華の字に曼珠沙華の花そのものを感じているのだ。たしかに字の奥に花が見えてくる。【 小澤 實 選 】


今週の特選句

  純白の貴女に少しの黒が要る       ( 兵庫県 津々坊 64歳 )  
     そう言って何人汚してきた!? 畜生メ、  特選!


ほかに、
  白黒をつけたいうちはまだ青い    ( 大阪府 宮崎 研之 59歳 )
     あぁ、大人ってきたない!


  いま一度燃えねば灰にならぬ意地   ( 北海道 清野 最也 80歳 )
     いえいえ、一度と言わず二度三度! 

  うやむやもひとつの愛と老いて知る  ( 東京都 小林 厚生 65歳 )
     なるほど、そういうもんですか。

  
  

  ロマンスグレーになっていたかも毛があれば ( 神奈川県 長谷川 彰 65歳 )
     無駄なたらればは止しましょう。


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   ■
募集お題 「 俳句 」
   ■ 「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
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      お題を明記してください。
   ■ 締め切りは10月30日(消印有効)です。
      なお応募作品は返却いたしません。
      また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
      特選句には賞金を差し上げます。
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   ■ 宛先 〒102-8008
      千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係


   藷堀の園児の後の藷を掘る   山梨市  笠井 直光

わいわいと園児たちが掘った後の畑には、まだまだお藷(いも)が残っている。子供たちの今日の笑顔を思い出しながらそれを掘る。         【 正木 ゆう子 選 】


   円空仏に似たりと拾ふ檪の実   東京都  小野 はな

はて何処が円空仏に似ているのか。そうだ、きっと丸っこい檪(くぬぎ)の実 全体が笑顔に見えたのだ。丸顔で笑う仏様。木の実がそう見えたら幸せ。
                                    【 正木 ゆう子 選 】


   まちがひのもとは近道秋の暮れ   由利本荘市  松山 蕗州

茸(きのこ)取りの山道などではよくある事態だが、町中の散歩でもあり得ること。 近道をしたばっかりに道に迷ってしまった。こうしたことは国家社会の場合にも起こるという思いもあるのだろうか。                     【 矢島 渚男 選 】


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