目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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14.04.30
ダンスは無罪   小躍りした   ― クラブ経営者   (酢豆腐)

14.04.29
伝統技   切り貼り   ― 理研   (京都・TAK)

14.04.27
 日本のすし   回るのもおいしいよ   ― 子ども   (千葉・タケちゃん)

14.04.22
時効   4000年   ― 上海海事法院   (栃木・天動説)

14.04.03
座右の銘   「悪意なきミス」   ― 新入社員   (面単貧)
                < 是非、今年の流行語大賞候補に・・・ >

14.04.02
後悔   買いだめ   ― 庶民   (和辛子)               ◎    

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2014年4月のUSO放送月間賞は、東京都、無職 岩佐力さん(71) の
「痛み」に決まりました。 賞金1万円と記念楯を贈ります。
                                                      ( ’14.05.02 朝刊 )

  痛み   8のひと刺し   ― 庶民   (東京・力ちゃん)  


   何故に如何にと問はざる者ら卒業す   さいたま市  藤井  恵 

何故(なぜ)だろう、どうしたらいいのかと自問しない若者たちが今年も卒業して行く。 そうした感想を持つ作者。 知識や技術だけではなく「疑う」こと、「考える」ことを教えるのが本当の教育ではないだろうか。            【 矢島 渚男 選 】


   雪解けの遠野に河童捕獲人   久慈市  和城 弘志

遠野の河童(かっぱ)、伝説のなかのふしぎな生き物であるが、捕らえようとしている人を描いたのが、おもしろい。作者自身なのかもしれない。   【 小澤  實 選 】


  いささかの塩を振りかけ愛用の自転車出したり廃品として
                         岡山市  福光 繁子

モノにも命がある。感謝の意を込めて自転車に塩を振りかけている。数々の愛しい思い出に振りかける塩でもあるのだろう。             【 栗木 京子 選 】


   一合の酒いつぽんの山桜   奥名 春江 ( おくな はるえ )

桜の季節になった。この句、ひとり山に出かけて野生の桜を眺めている。一合の酒というもののコンビニで買ったカップ酒かもしれない。ほかにも桜の木はあるが、その中に気に入った一本がある。ちょっと淋(さび)しくて満ち足りた一刻。
                      【 '14.03.29 四季 ・ 長谷川 櫂 選 】


今週の特選句

  子の夢が検索履歴に垣間見え    ( 広島県 笠原 幸子 58歳 )  
     削除しないでおきましょうね。 特選。


ほかに、
  検索にかからぬ様に生きている    ( 兵庫県 小田 慶喜 57歳 )
     追われてるんスか?


  不安などないが夫を検索す       ( 秋田県 京野 幸子 79歳 )
     まだ諦めてねぇな。

  検索し詮索しない年の功       ( 千葉県 飛田 正勝 84歳 )
     あー、それくらいがちょうどいいかも。

  行く末をそっと検索してみたい        ( 北海道 しげさん 76歳 )
     分かんないほうが、よござんすよ。


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   ■
募集お題 「 海老 」
   ■ 「お題」にそった川柳を、はがき1枚につき1句から5句まで。
   ■ 住所・氏名(ペンネームの場合も必ず本名を)・年令・電話番号・
      お題を明記してください。
   ■ 締め切りは4月2日(消印有効)です。
      なお応募作品は返却いたしません。
      また、同じ句を他誌に投稿する二重投稿は厳禁です。
      特選句には賞金を差し上げます。
   ■ ご記入いただきました個人情報は、
      本欄への掲載と賞金発送にためにのみ使用いたします。
   ■ 宛先 〒102-8008
      千代田区紀尾井町3-23 週刊文春「川柳のらりくらり」係


   少年の消えてぶらんこ揺れてをり   山口県  曽我 欣行

「少年の降りて」 だったら、まったく当たり前。 「消えて」 で生きた。 意識がちょっと途切れた感じ。 少年は現実世界の存在ではなく、 幻だったのかもしれない。
                                   【 矢島 渚男 選 】


   梅干は真ん中にあり雲雀きく   大津市  山本  清

弁当箱もお結びも、梅干は真ん中と決まっている。雲雀(ひばり)の囀(さえず)りを聞きながらの、野のランチ。クローズアップされた「真ん中」の「梅干」だけで、嬉(うれ)しさが伝わる。                          【 正木 ゆう子 選 】


  思ひ立ちてもとめし『西行全歌集』たのしくもあるか晩学の道
                          前橋市  矢端 桃園 

西行は古今の歌人の中でも五指に入る奥深い歌人です。きっと良い影響が得られるはずです。                           【 岡野 弘彦 選 】


  雪かきをすれば下校の子供らは雪ある道をえらび歩きぬ
                          仙台市  岩間 啓二

せっかく歩きやすくしてやったのに、わざわざ雪のところを行く子ども。大人と子どもの対照が、的確かつ楽しい。                     【 俵  万智 選 】


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