目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
一人がよろしい雑草?
結婚情報誌「ゼクシー」のCMで、樹木希林さんが呟(つぶや)くフレーズ、
「やっぱり一人がよろしい雑草、やっぱり一人じゃさみしい雑草」。 原点は
放浪の俳人・種田山頭火の自由律俳句だ。
一行目に対応する句は<やっぱり一人がよろしい雑草>。雑草を見つめながら、やっぱり一人がいいと現在を肯定している。家庭を捨てて旅を続ける自分を、しぶとい雑草に重ね、自由を嚙(か)みしめているのだろう。
ところが後に、二行目に対応する<やつぱり一人はさみしい枯草>が書かれた。 孤独にうちひしがれ、弱音をこぼしている。 CMでは枯草を雑草に換えているが、確かに、結婚を勧めるのに枯草では暗すぎる。
先月、高校の同級生の結婚式に出席した。愛に溢(あふ)れた素晴らしい式だった。 「結婚情報誌?読んだよ。最後は二人で決めたけどね」。独身の私も、雑草魂だなんて開き直らずに、たまには「やっぱり一人はさみしい」と甘えてみようか。 (’12.04.02)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たまには甘えてみようか・・・などとおっしゃらずに、甘えられる相手がいるのなら、いつでもどうぞ。そして、甘えることができない男の心情を、<孤独にうちひしがれ、弱音をこぼしている>などと結論付けるのはご遠慮ください。
もし、樹木希林さんが見てくれているならば、一言。あの白い半襟の処理、
もう少し着くずしてくださ~い、ほのぼのとしたものが伝わってきません。
結婚情報誌「ゼクシー」のCMで、樹木希林さんが呟(つぶや)くフレーズ、
「やっぱり一人がよろしい雑草、やっぱり一人じゃさみしい雑草」。 原点は
放浪の俳人・種田山頭火の自由律俳句だ。
一行目に対応する句は<やっぱり一人がよろしい雑草>。雑草を見つめながら、やっぱり一人がいいと現在を肯定している。家庭を捨てて旅を続ける自分を、しぶとい雑草に重ね、自由を嚙(か)みしめているのだろう。
ところが後に、二行目に対応する<やつぱり一人はさみしい枯草>が書かれた。 孤独にうちひしがれ、弱音をこぼしている。 CMでは枯草を雑草に換えているが、確かに、結婚を勧めるのに枯草では暗すぎる。
先月、高校の同級生の結婚式に出席した。愛に溢(あふ)れた素晴らしい式だった。 「結婚情報誌?読んだよ。最後は二人で決めたけどね」。独身の私も、雑草魂だなんて開き直らずに、たまには「やっぱり一人はさみしい」と甘えてみようか。 (’12.04.02)
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たまには甘えてみようか・・・などとおっしゃらずに、甘えられる相手がいるのなら、いつでもどうぞ。そして、甘えることができない男の心情を、<孤独にうちひしがれ、弱音をこぼしている>などと結論付けるのはご遠慮ください。
もし、樹木希林さんが見てくれているならば、一言。あの白い半襟の処理、
もう少し着くずしてくださ~い、ほのぼのとしたものが伝わってきません。
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