目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
100歳以上の陸上競技投てき3種目で世界記録保持者の岩手県釜石市、下川原孝さん(104)が東日本巨大地震による津波にのまれ、死亡していたことがわかった。
体育教諭として県内の小学校や高校で指導し、50歳代で陸上競技を始めた。98歳で投てき3種目に本格的に取り組み、全日本マスターズ陸上に出場。100歳で円盤投げ10メートル72、101歳でやり投げ12メートル42、102歳で砲丸投げ5メートル11の世界記録を樹立した。
県マスターズ陸上競技連盟の八重樫輝男理事長(71)によると、記録更新を目指して、腹筋や腕立て伏せを毎日100回以上こなしていたという。「温厚で実直な人柄。練習のやり過ぎと言ったら、『君にはいつも怒られるな』と笑った顔が忘れられない」と肩を落とした。
(2011年3月23日23時21分 読売新聞)
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