目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
たまくしげ箱根のみうみけけれあれやふたくにかけてなかにたゆたふ
源 実朝 ( みなもとのさねとも )
「たまくしげ」は箱根の枕詞(まくらことば)。「箱根のみうみ」芦ノ湖には心があるのだろうか、相模と駿河の二国の間で漂っているのは。 湖を詠みながら二人の男の間で揺れる女心、あるいは、その逆の場面を思わせる。東国では心を「けけれ」といった。 【 四季 ・ 長谷川 櫂 】
源 実朝 ( みなもとのさねとも )
「たまくしげ」は箱根の枕詞(まくらことば)。「箱根のみうみ」芦ノ湖には心があるのだろうか、相模と駿河の二国の間で漂っているのは。 湖を詠みながら二人の男の間で揺れる女心、あるいは、その逆の場面を思わせる。東国では心を「けけれ」といった。 【 四季 ・ 長谷川 櫂 】