目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   黴ほのと一茶興ぜし大座敷     越谷市  小林ゆきお

一茶が饗応(きょうおう)を受けた座敷が保存されているのだろう。そこへ入っていくと、梅雨の折から黴(かび)の香が漂っていた。それは歴史の匂い。
                               【 矢島 渚男 選 】
   パンに黴この世に命ひしめける    福島市  高橋 十三


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