目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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【 岡野 弘彦 選 】
 
   胸せまる兄の臨終に立ちあへり夜ふけ音なく雨降りしきる

                            羽曳野市  赤沢  皆

原作は「心急く兄の臨終立ち合いて夜更け音なく降りしきる雨」。思いのほどは大体、歌い得ているが、生涯の中でも大切な兄との別れだ。いま一息、深い推敲(すいこう)を。

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   金木犀の香りただよふ風の日をひと日憂ひて夕べいたりぬ
                            八千代市  一戸 光代

原作は「好む人好まぬ人あり甘き香の金木犀を風の日憂ふ」。短歌は理屈や説明を先だてて歌うと、歌がらが小さくなります。  


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