目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
春さびし蕗の古葉に夜のあめ 大江丸(おおえまる)
夜の庭から蕗の葉を叩く雨音が聞こえる。春も更けると、蕗は丸い葉を広げる。それに雨粒が当たってポツポツと音を立てる。大江丸は部屋にいて聞くともなしに聞いているのだろう。句には音と一言も書いてないが、雨の音を詠んだ句。 【 四季 ・ 長谷川 櫂 】
夜の庭から蕗の葉を叩く雨音が聞こえる。春も更けると、蕗は丸い葉を広げる。それに雨粒が当たってポツポツと音を立てる。大江丸は部屋にいて聞くともなしに聞いているのだろう。句には音と一言も書いてないが、雨の音を詠んだ句。 【 四季 ・ 長谷川 櫂 】