目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
[226]  [225]  [224]  [221]  [223]  [222]  [217]  [219]  [218]  [220]  [215
   一分二分三分四分の花段々   大牟田市 田中 久徳

桜の花の満開までの様子を、一分二分、七分八分とかぞえつつ待つ。その気分の高まりを「花段々」と簡潔に言い表した句。満開になるまでの時間をうまく表現した句。

   
   退院の一歩に仰ぐ桜かな     大牟田市 西山 徳子

桜の時季の退院。病院の玄関を出て、まず仰いだのが桜。治療のつらい日には思ってもみなかったことだ。幸先のよい気分がふつふつとみなぎる。

   
   朝刊の紙面いっぱい花便り    佐野市 丹羽 恒子

なんと素直な句だろうと思う。この句の着眼は「朝刊」。新鮮な朝の気持ちのよさがよく伝わる。                     
                             【 宇多 喜代子 選 】



カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[12/31 越中之助]
[12/31 越中之助]
[12/10 ?]
[10/30 読売読者]
[09/06 榎丸 文弘]
最新トラックバック
バーコード
フリーエリア
ゲイ無料総合サイト
カウンター