目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
物を忘れ添いくる心のさみしさは私がだんだん遠くなること
河野(かわの) 君江
年をとって物忘れをする。それは自分が自分から遠ざかっていくようで寂しいというのだ。作者は歌人、河野裕子さんの亡き母上。この母の歌を詞書(ことばがき)にして娘の歌がある。「私がだんだん遠くなる」。淋しかったろらう、恐かったらう、四年前の母。 【 四季 ・ 長谷川 櫂 】
河野(かわの) 君江
年をとって物忘れをする。それは自分が自分から遠ざかっていくようで寂しいというのだ。作者は歌人、河野裕子さんの亡き母上。この母の歌を詞書(ことばがき)にして娘の歌がある。「私がだんだん遠くなる」。淋しかったろらう、恐かったらう、四年前の母。 【 四季 ・ 長谷川 櫂 】