目についた記事を、その時々に書き込むつもりです。
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   小遣ひをもらひて涙生身魂   香取市  関  沼男

生身魂(なまみたま)は今日では高齢者をさす言葉になってきたが、古くは「生見玉」で、子供に贈るお年玉とは逆に、生きている老父母に贈り物をしたり饗応することだった。この句はそうした本来の意味に添っている。     【 矢島 渚男 選 】


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